お寿司を食べるとき、お箸と素手どちらが正解? ひとくせある料理を美しく食べる方法

2023.1.15
“どうすれば上手に食べられるんだろう”と私たちを悩ませるフードの、スマートな食べ方をトータルフードプロデューサー・小倉朋子さんがレクチャー。具材がこぼれやすいハンバーガーから、スープが跳ねやすいカレーうどんまで。早速、試してみよう!

ひとくせあるお料理、美しく食べて一目置かれたい!

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ハンバーガー
ファストフードの場合は、手の指を開き、バーガー全体をしっかり押さえて食べると具材がこぼれにくい。ボリューム満点のグルメバーガーは、次に食べる場所の近くにピックを刺し、ナイフとフォークでカットしながら食べる。

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カレーうどん
うどんの端が左右に動いてしまうことが、スープが飛び散る主な原因。箸でうどんを持ち上げてすする際、箸を麺の下の方へとスライドさせながら、うどんの端の部分が動かないように押さえて食べると、うまくいく。

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イカスミパスタ
唇や歯が黒くなりやすいイカスミパスタは、一度に口の中に入れる量を、いつもより少なくすることがポイントに。唇に触れず、口の奥までちゃんと入れて食べるようにすることで、口まわりが黒くなるのを防げる。

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お寿司
寿司は、箸を使っても手で食べても、どちらでもOK。手の場合は、おしぼりなどできちんと拭いてから食べることが大事。醤油は、お寿司を裏返すようにして、しゃりではなくネタの端の方に、ちょんちょんとつける。

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とうもろこし
縦の向きに一列ずつ食べ進むことで、粒を残さずきれいにいただける。細くなった上部からスタートし、下の歯を使って粒を引き上げるようにしながら食べる。慣れるまでは最初の1列が難しいが、2列目からはさくさく食べられる。

小倉朋子さん トータルフードプロデューサー。講演、執筆、飲食店のコンサルティングなど幅広く活動している。テーブルマナーや食を総合的に学ぶ「食輝塾」主宰。『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)など著書多数。

※『anan』2023年1月18日号より。イラスト・green K 取材、文・重信 綾

(by anan編集部)