アクセサリーを撮る! カメラマンが教える! いいね! がつくスマホの撮影テク #18
【カメラマンが教える! いいね! がつくスマホの撮影テク】vol.18
アクセサリーの撮り方、ポイントは5つ!
今回、佐藤先生が教えてくれたのは、アクセサリーの撮り方ポイント全5項目。私が撮影した写真とともにお伝えします!
イメージが大事!
アクセサリーの撮り方でも一番重要なのは、イメージすること。以前、料理写真の記事でもお伝えしましたが、どんな風に見せたいのか、しっかり考えることが大事だそうです。
光の向きは、逆光または横からの光
アクセサリーを撮るときも、立体感やキラキラしたツヤを出したほうがよいので、光の方向はかなり重要だそうです。基本的には自然光で、逆光か横からの光をあて、部屋の電気はOFFにして撮ればgood!
なお、料理写真のときは、レースのカーテンを引いて柔らかい光にする、と教わりました。アクセサリーの場合には、ものによってはカーテンなしの硬い光でもOKだそうです。
構図は、見せたい部分を目立たせる
ネックレスを撮る場合、全体を撮ってもいいのですが、見せたい部分をアップで撮るほうが伝わる写真になるそうです。アップにしたいときは、スマホカメラを被写体に近づけるのではなく、少し離れた場所からズームインして撮りましょう。(なぜズームインさせるの?→詳しくは、過去の記事をご覧ください!)
また、長いネックレスの場合は、まっすぐ置くよりも、曲線を意識して配置するとおしゃれに見えるそうです。
小道具を使って演出する!
アクセサリーは、小道具と一緒に撮ったほうが、よりステキに見えることがあるそうです。試しに、アクセサリーを単体で撮ったものと、小道具を加えた写真を並べてみましたので、比べてみてください。
ワンパターンな構図にならないよう、家にあるものをいろいろ活用してみると、楽しいですよ!
インスタグラムの画像処理でおしゃれ度アップ!
アクセサリーの写真も、インスタグラムで画像処理すると、おしゃれ度がアップします。
アクセサリーの撮影テク、終了!
アクセサリーの撮影テク、いかがでしたか? 料理写真の撮り方と重なる部分も結構ありましたね。シンプルなアクセサリーは小道具で引き立てる、という点も面白かったです。100円ショップにはユニークな置物や小物などもあるので、いろいろ組み合わせると楽しい構図になりますよ。ぜひ実践してみてくださいね!
Information
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プロフィール
佐藤 朗(さとう あきら)
フリーランスフォトグラファー。日本大学芸術学部卒業。有名雑誌や書籍、Web媒体などで活躍。また、料理写真専門のカメラ教室フェリカスピコを主宰、毎月各地で開かれる教室は常に満席となる人気ぶり。著書に『もっとおいしく撮れる!お料理写真10のコツ』(青春出版社)。
Facebook Instagram:@felica_spico
田代 わこ(たしろ わこ)
ライター&エディター。出版社勤務を経て、フリーランスのライター・エディターに。主にエンタメ系コンテンツ記事を執筆。趣味は美術鑑賞と絵を描くこと。ananwebでは「女子的アートナビ」を連載中です!