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エッチだけじゃイヤ…「セフレから本命彼女になれる」簡単な方法 #34

イラスト、文・おおしまりえ — 2019.9.19
彼女になりたいのにセフレになってしまった。そんな時多くの女子は「今から関係を変えるのは難しいかも…」と思い、途方に暮れてしまうものです。 でも希望しないセフレ関係に落ち着いてしまう女子には、ある心の問題が関係しているんです。

【おおしまりえの恋愛道場】vol. 34

「セフレから彼女になりたい女子」がまずやめたほうがいいコト

「彼にとって私はなに?」

好きだったのにひょんなことからカラダの関係を先に結んでしまい、ズルズルと苦しい関係を続けている人はいませんか。「彼は私のこと、どう思ってるのかな」なんて考え、枕を濡らす女の子は多いもの。でも待って! その関係、実は今からでも変えることができるんです!

それにはまず、2人の仲がセフレという関係で硬直してしまう理由から知っていきましょう。

セフレから彼女になるのが難しい理由おさらい

セフレから彼女になるのが難しい。これは女性ならすでにご存知だと思います。でも「なぜ難しいのか……」という部分については、知られている話に偏りがあります。

まずはおさらいの意味もふくめ、難しい理由を“好きになった側”と“好きになられた側”別に解説します。

好きになられた側の理由:手に入った関係を深めるメリットがない

好きになられたほうは、基本的に今のセフレ関係で満足度が高い状態にあります。見た目や性格が好みの範囲で、したいときにセックスできる。同時に恋愛に付随する「メールを返す」とか「相手の要望を聞く」とか「一途に相手だけを愛する」といったことが必要ありません。

つまり、そういった“深い繋がり”を今求めていない人からすると、セフレはベストな関係性です。これをあえて自分から壊し、恋愛関係に落ち着くのは、デメリットが大きいといえます。

好きになった側の理由:積極的に決定権を持たない

実は好きになった側も、表面的には恋愛関係になりたいと思っていても、無意識では恋人になることを避ける行動を取っています。

その1つが、「対等な関係の放棄」です。そもそも恋愛とは、男女が深く、そして対等な関係性を築いて初めて成立するものです。「付き合いましょう」「よろしくお願いします」の確約も大事ですが、深さと対等さを成立させることで、お互い「この人なしじゃいられない」という関係になっていくこともあります(よく、気づいたら付き合っていたパターンは、この典型です)。

しかし、セフレという関係に一旦落ち着くと、好きになったほうは相手に嫌われるリスクを考え、あえて「深いことを突っ込まない」「自分の主張を下げる」といった、深さや対等さから逃げるような行動を取り始めます。

これでは相手に告白することはおろか、相手から「この人がいい」といった気持ちを引き出すことすら難しいものです。こうした両者の判断が絡み合い、セフレから恋人への昇格は難しくなってしまうのです。

「セフレでもいいから関係を続けたい!」その心はどこからくるの?

女性の場合特に、好きになると相手との関係に罪悪感や虚しさを覚えていても、離れられず、都合のいい女を続けてしまうことがあると思います。実はこの行動は、自己肯定感の低さがカギになっています。

人間というのは「妥協」すなわち「仕方ないと物事に折り合いをつけていくこと」で大人になっていきます。しかしこの折り合いの中には、つけて良いモノとつけてはいけないモノがあります。

つけていい折り合いとは“心からどっちでも良いと思っているもの”。つまり本当にこだわりのないものです。そしてつけてはいけない折り合いとは“心の希望と沿わないもの”です。

心の希望とは「今日は何を食べたい」「あれがやりたい」「こうされたくない」といった、言葉に上がってこないけど、感覚としておぼえる希望です。自己肯定感が低い人は、気づいた時から自分を抑え、相手に合わせることでコミュニケーションを円滑にすることに慣れています。

そのため「セフレは嫌だ! 彼女になりたい!」という希望を持っていても「相手に合わせないと嫌われる」「相手の希望どおりに我慢するしかない」といった選択を取ってしまうのです。

妥協、折り合い、相手を優先する。言い方はいろいろありますが、つまり心の声を採用するよりも、今以上に嫌われないために自分の臆病さを優先することが、セフレになった女性には癖づいているのです。

脱セフレの一歩目は、「ジブンの声」を聞き続ける練習を

「セフレから彼女になるには一回できた関係を解消しないといけない」

これはよく言われる恋愛ノウハウです。確かにできた関係をガラリと変えるには、1回リセットするのは有効です。しかし、彼のことが好きなら、相手との関係を今終わらせることって、すこぶる怖いし、難しいものですよね。

そこで今回は、彼との関係を解消せずにおこなえる、脱セフレ化の道をご紹介します。

と、ずいぶん引っ張りましたが、その方法はいたってシンプル。先ほどご紹介した、自己肯定感につながっている「心の希望」を拾い上げ、その通りに行動する。たったこれだけです。

たったこれだけですが、でもこれ、すごく難しいんです! そもそも相手中心で生きてきた人は、自分の心の希望が聞こえていません。心の声かな〜と思っていたら、世間の常識が刷り込まれていただけだった……なんてこともしばしばです。

そのため、毎日毎時間毎分、「心は今何をしたがっているか」に意識を向けることを習慣化させてください。「今日はパスタが食べたい」「疲れて休みたがっている」「LINEの返事がなくてイライラしている」「彼に雑に扱われて傷ついている」なんて声が聞こえてきたら、その行動を取ったり、気持ちを相手に共通してみたり、はたまたどうしてそう感じるのか、さらに深く気持ちを観察したりしてみましょう。

ジブンの心の希望と行動が一致していくと、セフレとの関係も不思議と相手に合わせて成立する関係から、対等な関係に変化していくでしょう。

そのなかで、あなたが彼との関係に耐えきれなくなって告白することもあるし、彼が変わった関係性に対して、ポジティブなアクションを起こすこともあります。はたまた心が耐えきれなくなって「セフレならもうやめたい!」と、あなたが自然と卒業を決められることもあるでしょう。少なくとも、今の苦しい関係とは違ったものに変化させることができます。

こういった心と行動を一致させていくと、実は人生の中には「折り合いをつけていいこと」は、かなり少ないことがわかってきます。そもそもあなたが主役の人生です。主役が折り合いを着ける意味なんて、ほとんどないんですよ。

「自分を大事に」なんて漠然とした言葉はちょっとわからなくても、自分の小さな希望を拾い上げて行動で叶えていくって考えたら、具体的でワクワクしませんか。そういったワクワクで毎日を満たすことが、セフレから彼女になるといった、環境変化にもつながってくるのです。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。

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