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一日中飼い主といっしょ! 猫さまが飼い主をストーキングする深いワケ

取材、文・Manabu Matsunaga — 2024.7.20
フランス在住のカメラマン、松永学さんによる、フランスの猫さま紹介! 第252回目はルナ(Luna)さまの登場です。

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お母さん(飼い主)にべったりな猫さまの物語

【フレンチ猫さま】vol.252
猫さまの話をもっと聞かせて!
ヨーロピアン・シャム交雑種のルナさまは1歳の女性猫さま。


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<ルナさまが語ります>
私たちは柵で囲まれた庭のある一軒家に住んでいます。
私はとても遊び好きです。まだ若いので日中はたくさん遊んで、飼い主がいないときは寝ています。
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食事は『ピュリナ プロ プラン』のカリカリと『ピュリナ ワン』のパテをいただきます。カリカリは一日中無制限です。おやつは『ウィスカス』のキャンディーです。


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家の中で見つけることができる小さな昆虫を狩ります。家では飼い主がいる場所にいるのが大好きです。リビングルームにいればそこに、寝室にいれば私もそこにいます。それ以外の場合、リビングルームの毛布と一緒にクッションを置いているところでくつろいでいます。遊びは転がるおもちゃ、ボール、ネズミが大好きです。


<飼い主から見たルナさまとは>
私たちがルナに出会ったのは動物保護施設で、彼女の名前は「コロンビイン」でした。彼女を迎え入れたのは4か月前なのですが、彼女は私のことを母親だと思っていると思います。ルナは家の近くの路上に捨てられていたところを発見されました。保護施設で彼女を見たとき、私たちは保護施設に寄付するしかありませんでした。私たちはすぐに彼女を好きになりましたが、状態が「怖すぎる」ため他の誰も彼女を引き取ろうとしていませんでした。すでに2匹の猫がいましたが、彼女を家に迎えることにしました。私たちは彼女を病院に連れて行き、最初の数か月間は私が彼女の世話をしなければなりませんでした。鼻風邪、次に湿疹、そして歯肉の問題がありましたが、今ではかなり良くなりました。この家にうまく溶け込んでいます。それ以来、彼女はいつも私と一緒にいます。
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ルナは遊び心があり、愛情深く、抱きしめたくなるような性格ですが、他の人がいるととても恥ずかしがり屋で、ゲストがいる時ルナは隠れます。彼女はとても面白くて、姉妹たちを困らせるのが好きです(うちには年上の猫が他に2匹います)。


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彼女は子どものようで、文字通り私の赤ちゃんです。避難所から彼女を迎えられてとてもうれしいです。彼女は美しく、親切で、清潔です。そして彼女は美しい青い目をしています。


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明らかに彼女は他の猫が大好きで、一緒にいるととても良い気分になっていて、私もそうなります。彼女は恥ずかしがり屋で、私もそうです。そして私たちはふたりとも明るい目をしています。ルナは偶然にやってきて、家と私の生活にさらに活気を与えてくれました。彼女が病気で複雑な時期もありましたが、彼女を助けるのは私の義務でした。


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今日、彼女は私にたくさんの愛と忠誠心を表現してくれます。毎日、ルナは楽しくて、家にたくさんの愛をもたらます。


ーー飼い主の懸命な治療でルナさまは今では元気になりました。飼い主はすでに2匹の猫さまを飼っていたのでルナさまの病気が伝染しないか気がかりでした。この4か月で少しずつ回復して、今ではお姉さん猫さまとも一緒に遊んでいます。この家に来て本当に良かったですね。
著者情報
松永学
猫さま好きフォトグラファー。雑誌、webなど多くの媒体で活躍。猫歴、実家に通っていた野良を含めると10匹以上、パリには2匹の猫さまを連れて移住、現在は保護猫3匹と暮らす。どこへ行っても通りで見かけた猫さまに挨拶は忘れません!