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条件重視の結婚で、人は本当に幸せになれるのか?

2015.7.25 — Page 3/3

まさか・・・若旦那のその後。

 それから数ヶ月後。ゆがんだ彼らの恋愛関係は、それ以上の発展が望めなくなり幕を閉じた。彼氏からその後の若旦那の近況を聞いていると、なんと別れて数ヶ月後に若旦那の結婚がきまったと教えられた。
「あのゼクシィ…」
 怒りに震えながら状況を聞き出すと、相手の女性は都内に一軒家を持つ土地持ちの家の娘さん。婿にならないものの、今後は妻の家を頼りながら生活する気らしい。
 資産状況を耳にし、またしてもため息が漏れた。
「男もそこ重視の時代ってことなの?!」
 後に若旦那が本命彼女と結婚式を挙げた話を聞くと、新郎スピーチで大号泣。あまりの泣きっぷりに若干周りも失笑気味だっそうだ。
「はじめて会ったときから、○○さん(新婦)と一緒になりたいと決めていました〜〜〜〜(涙)」
「本当にみなさん、ボクは幸せものでぇぇぇぇぇす!!(大粒の涙)」
「ぜったいにぃぃぃ、幸せにしますぅぅぅぅ!!!(のび太泣き)
 まったく熱い! そしてどの口が言えた話だか。悪態をつきつつ、あの日のパーティーを思い出す。「情熱的」な男は、この先の人生、そこそこうまくやっていくのだろう。セックスしたら前戯を長めにとって女をよろこばせ、子供が生まれたらイクメンを気取り、人前で自分の好感度アップのために奥さんを褒め、そして何より、マイホームやワンボックスカーを手に入れ、ファミリータイプの良質な暮らしを築いていくのだろう。

リターン独女が考える本当のオトナ。

 一般的には幸せと言えるのだろうが、全ては自分のイイ男としてのプライドを満たすための愛情表現。そんな薄っぺらい男なんて、私は絶対一緒になりたくないし、セックスだってするものか! 若旦那からアプローチされたわけでもないのに、私はさらに鼻息を荒げる。
 愛なんてしょせん3年ほどで枯れるなら、結婚はステイタスや安定に走りたくなる気持ちもわからなくはない。ただそんなドライに選んだ人生を一人前のオトナと言うのなら、私はまだまだ半人前で結構だ。


おおしま りえ/雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。20代で結婚と離婚を経験後、アップダウンの激しい人生経験を生かし、現在恋愛コラムを年間100本以上執筆中。そろそろ幸せな結婚がしたいと願うアラサーのリターン独女。

HP:http://oshimarie.com