あぁ、やっぱり…! 離婚した女性に聞いた「別れを決めた理由」3つ
1. 何も考えずに結婚したから
【ママライフばんざい!】vol. 30
運命の人と出会い、そのままハッピーに暮らすこともあれば、そうではない場合もあります。年を重ねていくにつれて、離婚する人たちは増えていきます。いまは多様化の時代ですから、その人にとってよりよい人生の選択が離婚であるならば、それはそれでよいことですよね。
とはいえ、よく耳にする離婚理由のひとつめは、残念ながら「勢い」。恋人同士のときは、結婚してからの「生活」がどうなるのか、あまり何も考えずに結婚してしまったということ。
好きな気持ちが強くて結婚したものの、経済力のない夫に苦労したとか、義両親との関係性がうまくいかなくて、勢いで結婚したことを後悔するといったこともあるかもしれません。ただ、結婚にはいろいろなタイミングや勢いが重要ともいえるので、勢いで結婚することがよくないこととはいえません。ですが、勢いで結婚した人は、同じく、勢いで離婚してしまうというパターンも。
いずれにしても、夫婦になれば、恋人同士のときのように会いたいときだけ会えばいいというスタンスではなくなりますから、勢いを持ちつつも“その後”のことをできるだけ考えておけるといいですよね。
2. 頼れる年上だと思っていたから
同世代婚はもちろん、最近では男性が女性よりも年下というパターンも増えてきましたが、昔から一番多いパターンは、年上の男性に憧れを抱く女性です。
恋人同士ならまだしも、結婚するとなると、年上のほうが経済力もあって、頼りがいがあると思いますよね。でも、それが勘違いだった…と気づいて、離婚することも。経済力があるタイプの男性は仕事に精を出しているわけで、結婚するとほとんど家にいない、子どもが生まれてもワンオペになりやすいといった特徴があります。
ワンオペになっても経済力があれば、ベビーシッターや家事代行を頼める家庭もあるかもしれませんが、そこまでの余裕がある場合はそれほど多くはなく、また頼めたとしても、それで心の寂しさが満たされるわけではありません。
さらに、年上=甘えられると思っていた場合、結婚してみたら全然頼りがいがないとわかったり、ほとんど妻がなんでもしてあげなくてはいけなかったり。それに年上だからといって、しっかりしているとは限りません。年下だって、頼りがいのある男性はたくさんいますので、要はその人の性格によるもの。そのことに気づいた頃には、どんどん嫌気がさしてきて、ついに離婚ということもあるようです。
3. やりたいことができたから
結婚して、小さな不満はあるとしても、大きな不満はとくにない、といった場合でも、だからこそふと家庭以外のことに目を向けるきっかけがあったり、結婚後に出会った人たちや環境から、何かの影響を受けることがあるかもしれません。
子育てをしていて少し余裕が出てきたときに、子どもに関する仕事が何かできたらと考えたり、結婚後も続けていた仕事でやりがいのある仕事を任されて力を入れたくなったり、何かしらの向上心が芽生えることもあるでしょう。
いまは妻が家でじっと夫を待つという家庭のスタイルはほとんど少なくなってきていますし、妻のほうでもやりたいことができたからと、独り身になると気兼ねなく興味のある分野へと向かっていきやすいと考えるところもあるようです。
離婚の理由は家庭によってもさまざまですが、もしまだ独身なら、将来の夫を今後見極める参考に、既婚なら我が振り直す参考にしてみてくださいね。みなさんがこれから、すてきなパートナーとよいママライフが送れますように!
文・かわむらあみり
Information
よかったら、かわむらあみりのSNSもチェックしてくださいね♪
https://amirikawamura.com/
©JGI/Jamie Grill/Gettyimages
©Con Tanasiuk/Gettyimages
©A. Chederros/Gettyimages