もはや家庭内別居の状態です… 既婚者男女が明かす「夫婦仲が悪くなった原因」

文・山田周平 — 2024.9.8
結婚生活を送っていく上で、夫婦関係があまり良くない状態になってしまう時期もあるかもしれません。だからこそ、どういったことが原因で夫婦仲が悪化してしまいやすいのかを知っておくことも大切です。そこで今回は、夫婦仲が悪くなった原因について紹介します。

すぐに不倫を疑ってくる

すぐに不倫を疑ってくる

「仕事がパンパンで本当に忙しいのに、帰りが遅くなると妻に不倫を疑われて……。そんなことが何度か続いて、妻へのイライラが大きくなっていきました。お互いイライラしていたから、関係性もどんどん冷めてしまいました」(30代・男性・建築関係)

帰りが遅くなったり連絡が取れなくなったりすると、不倫を疑いたくもなるかもしれません。でも、やましいことなどないのに頭ごなしに疑われると、信頼関係がどんどん悪化していくだけ。お互いに冷静なコミュニケーションがとれないと、やがて大きな溝が生じてしまうでしょう。

義母がいちいち口出ししてくる

「子どもが生まれてから、子育てに対して義母がいちいち口出しをするようになってきました。夫もそれを全く注意してくれないから夫婦喧嘩が増えてしまいましたね。結局、夫はいまだに義母には何も言えないみたいです……」(30代・女性・美容関係)

義理の両親との関係性は、夫婦関係にも大きな影響を及ぼしやすいもの。夫婦の問題や子どものことなどにあまりにも首を突っ込まれると、さすがに嫌気もさしてしまうでしょう。そこで夫婦できちんと話し合って対応していくことができれば、逆に夫婦の絆はより深まっていくはずです。

休日も別行動をしていた

休日も別行動をしていた

「共働きなので平日は夜に少し話すくらいで、休日もお互いそれぞれの趣味に時間を使っていたら、完全にすれ違い夫婦になっていました。会話も本当に少ないので、もはやただの同居人みたいな関係ですね」(20代・男性・イベント制作)

やはり一緒に過ごす時間が少なくなればなるほど、夫婦関係も薄れていくもの。急激に夫婦仲が悪化するというよりも、徐々にお互いの思いがすれ違っていくような形になりやすいかもしれません。一緒に過ごす時間がなかなか作れない場合でも、コミュニケーションはしっかりと取るようにしないと、お互いの存在を大切に思わなくなってしまうでしょう。

言いたいことを飲み込んでしまう

「妻のお金の使い方に不満があったけど、それを言うと不機嫌になるので、最終的には何も言えなくなって飲み込むようになりました。でも、結局は腹が立ってしまうからうっぷんが溜まり続けて、今では妻の顔を見るのも嫌になってきています」(30代・男性・不動産)

夫婦として一緒に暮らしていれば、不満に思うところも多少は出てくるでしょう。それを言わずに溜め込んでしまうと、相手に嫌悪感を抱くようになりがち。どうしても嫌なことは飲み込まずに吐き出して、一緒に改善していくことでいい夫婦関係を築けるはずです。

ちょっとしたすれ違いが積み重なって夫婦仲が悪くなってしまうことは多いはず。お互いに思いやりを持ち、すれ違いを放置せずに早めに手を打つことが、夫婦円満の大きな鍵と言えるでしょう。
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