火に油を注ぎました… 家庭崩壊しかけた「夫婦喧嘩で絶対やってはいけないこと」

文・山田周平 — 2024.8.29
夫婦で毎日一緒にいれば、ちょっとしたことが原因で喧嘩になってしまうこともあるでしょう。ただ、そこで相手をさらに怒らせるような振る舞いをすると、大喧嘩に発展してしまう危険性もあります。そこで今回は、「夫婦喧嘩」でやってはいけないことについて紹介します。

「勝手にしろ」とその場から去った

「勝手にしろ」とその場から去った

「妻と口論になってヒートアップしすぎて、“だったら勝手にしろよ”と怒鳴ってそのまま家を出たことがあります。その後、妻から“二度と帰って来なくていいから”とLINEが来て、本当に締め出されて大変な目に遭いました」(30代・男性・WEBディレクター)

喧嘩中にひとりで勝手に土俵を下りてしまうのはNG行動の1つ。身勝手な行動に相手は余計に腹が立ちますし、喧嘩もそのまま宙に浮いた状態になってしまいます。その後に顔が合わせづらく、仲直りもしづらくなるので、勢いでその場から去るようなことはやめておきましょう。

いつまでも無視をし続けた

「喧嘩が終わりはしたけど、なんとなくまだ少し苛立っていて、その後も夫のことを無視していたら、“いい加減にしろよ”と夫がまた怒り出して……。結局、そこからもっと大きな喧嘩に発展しちゃって収拾がつかなくなりました」(20代・女性・映像関係)

喧嘩が終わった後もいつまでも尾を引くような行動を取ると、相手は再度苛立ちの火がついてしまうはず。無視をしたり、よそよそしい態度を取ったりし続けられたら、「もういいや」と感じる可能性も高いでしょう。納得がいかない点があるのなら、無視などせずに、もう一度きちんと話し合うようにしたほうがよさそうです。

「すみません」と口先だけで謝罪した

「すみません」と口先だけで謝罪した

「妻と喧嘩になるといつも長くなるから、もう先に謝っちゃおうと思って“すみません”と言い続けたら、もっと妻を怒らせてしまいました。結局、そこから長々と喧嘩が終わらず、許してもらうのにもかなり時間がかかりました」(20代・男性・営業)

喧嘩が面倒だからと、とりあえず謝っておこうとするのは、火に油を注ぐ行為です。心のこもっていない口先だけの謝罪は、馬鹿にされているようにも感じるかも。謝罪はもちろん大事ですが、何がいけなかったのかを理解したうえで行わないと、相手には伝わらないでしょう。

「私たちもう終わりだね」と言ってしまった

「お酒も入った状態で喧嘩になって、あまりにも腹が立つことを言われたので“じゃあ、もう私たちは終わりだね”と言ってしまいました。夫も“離婚するってことか?”って言ってきて、それにも“そうだね”と返して、本当に離婚寸前までいったことがあります」(30代・女性・販売)

勢いで「終わり」「離婚」といった言葉を口にするのは、夫婦喧嘩ではご法度。感情的になって激しい言葉を口にすると、それが大ごとになってしまうケースも……。そんなつもりではなかったのにと後悔することにもなりかねないので、簡単に終わりを匂わすような言葉は発しないようにしましょう。

勢い任せに自分勝手な行動を取ると、夫婦喧嘩は収まりがつかなくなってしまいます。どんなに腹が立っていても、今回紹介したようなポイントには注意をしないと、夫婦関係が破綻しかねませんよ。
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