元カレと修復不可能になりました…「よりを戻したいとき」にやってはいけないこと

文・山田周平 — 2024.1.30
別れた相手のことがどうしても忘れられないときは、復縁を考えるのも1つの方法ではあるでしょう。でも、自分の思いだけで突っ走ってしまうと、修復不可能な状態になる危険性も大いにあります。そこで今回は、「よりを戻したいとき」にやってはいけないことについて紹介します。

別れてすぐに「やり直したい」と迫る

「自分からフッたくせに、別れてから1か月も経たないうちに『やり直したい』と言ってきて、めちゃくちゃ腹が立った。『あのときはどうかしてた』とか言われたけど、自分勝手すぎるだろって気持ちにしかならなかったです」(20代・男性・IT)

どんなにやり直したい気持ちが強くても、別れてすぐに復縁を迫るのは危険かもしれません。ある程度の冷却期間を持ってからでないと、感情や気持ちの整理だってつかないはず。そもそも別れる原因になった部分を解消しないままでは、復縁しても上手くいかない可能性が高いでしょう。

家の前で「待ち伏せ」をする

「仕事から帰ったら元カノが家の前で待っていたことがあって、はっきり言って怖かったです。そのときは『疲れてるから』って言って帰したけど、その後も働いてるお店に急に来たりもして…。『忘れられない』とか言われたけど、絶対に無理って思いましたね」(20代・男性・飲食)

家の前で待ち伏せをしたり、偶然を装って会いに行ったりするのは、相手からするととても怖い行動。しつこくつきまとわれる印象にもなるので、「絶対に復縁なんかしたくない」と思われることになるだけです。どうしても会いたいのであれば、きちんと事前に約束をしてからにしないと、信用されなくなってしまいます。

「これあげるからより戻して」と言う

「どうしても復縁したくて、誕生日でもないのに元カレがずっと欲しがっていた財布をプレゼントしたことがあります。そのときに、『これあげるから私とやりなおして』って言ったら、思いきり引かれちゃって…。その財布も突き返されちゃいました」(20代・女性・ネイリスト)

復縁をしたいがために、物やお金などで釣ろうとする人は意外と少なくありません。でも、あからさまにそんなことをされたら、うれしいどころか引いてしまう人が多いはず。「やり直してくれるなら買ってあげる」なんて言い方をしたら、馬鹿にされていると思われて嫌悪感を抱かれてしまう危険性もあるでしょう。

「お願いだから」と泣きながら頼む

「別れた彼女からしつこくLINEがくるから無視していたら、あるとき、夜中に電話がかかってきて『お願いだからやり直してほしい』って泣きながら懇願されて…。どう対処すればいいのかわからず、『もうほかに好きな女性がいる』って嘘をついてなんとか逃げました。それ以来、一切の連絡を取らないようにしてます」(30代・男性・インストラクター)

復縁したいという気持ちを一方的にぶつけまくると、逆にどんどん相手が引いていってしまう危険性が大。泣きながら懇願する、電話やLINEで長々と気持ちを伝えるといった行動は、重すぎるという印象を与えるだけです。お互いの気持ちが高まり合っていない段階で突っ走るのは暴走にしかならないので、感情に任せて焦ってはいけませんよ。

別れた相手と本気で復縁したいのであれば、慎重に行動を取る必要があります。焦らずに少しずつ関係性を築き直すことが大切でしょう。
©KMPZZZ/Adobe Stock ©Liubomir/Adobe Stock