同僚が服やバッグを真似してくる…距離を置こうと決めた「女友達のNG行動」3選

文・小澤サチエ — 2022.12.10
「親しい仲にも礼儀あり」という言葉があるように、どんなに心を許した友達だとしても、結局は他人同士。越えてはいけないラインというものが存在します。もしかしたら、あなたも気づかぬうちに女友達を不快にさせているかもしれません。今回は「二度と付き合いたくないと思った女友達の行動」を聞いてきました。

いつも服やバッグを真似する同僚

職場 嫌われる 友人 特徴 トラブルメーカー

「私の服装や持ち物をすぐに真似してくる女性の同僚がいます。新しい服を着ているとすかさず『それどこで買ったの!?』と聞いてきて、次の週には全く同じものを着てくるということがしょっちゅう。ある時、同じ会議で全く同じワンピースを着ていたことがあり、私の方が恥ずかしくなってしまいました。

また、ずっと前から欲しくてお金を貯めてようやく買ったブランドバッグも、同じものを買われて…。あまりにイライラしたので思い切って『全く同じものを買わなくてもよかったんじゃない?」と言ってみたんです。すると『有名ブランドなんだから被るのも仕方ないでしょ。まさか自分のためのブランドだと勘違いしてる!?』と言い返され、余計にモヤモヤしました」(マイ/30歳)

友達が素敵なものを身につけていると、つい同じ物が欲しくなってしまうことがあるかもしれません。しかし会社のように頻繁に顔を合わせる場所で、同じ洋服を着てきたら、真似された側が嫌な気持ちになるのは当然です。

ファッションや持ち物を“真似される”ことに対して抵抗感や不快感を抱く人は多いので、気をつけましょう。「自分の意志がない人」「ファッションセンスに自信が持てない人」などのレッテルを貼られてしまう可能性があります。

インスタグラマーの友人に大量の写真を撮らされて…

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「大学卒業後、久々に会ったらインスタグラマーになっていた友人。パンケーキで人気のカフェに一緒に行ったのですが、注文したものが運ばれてくるなり彼女から『写真撮って』と言われて、そこからなんと100枚近く写真を撮らされました。しかも角度や距離など、かなり指示が細かいんです。

私もインスタは好きだし写真を撮ること自体は全く問題ないんですが、写真を撮り終えて食べるころには、コーヒーは冷めているしパンケーキに乗ったアイスは溶けているし、楽しみにしていたのでがっかり。しかも後日、彼女のインスタを見たら、結局私が撮った写真は一枚も気に入らなかったのか、自撮りの写真が投稿されていました」(裕香/33歳)

Instagramが好きな人は多いと思います。写真を撮ったり撮ってもらったりすること自体は全く悪くありませんが、度を超えた行動は気をつけましょう。

お料理やドリンクが冷めるまで写真を撮り続けるのはマナーとしてもNGですし、誰かに大量の写真を撮らせるのもやめるべき。SNSを楽しむのは素敵なことですが、SNSの世界に囚われすぎた行動は、他人を遠ざけてしまいます。

仕事の愚痴を聞かされてばかり

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「会うといつも仕事の愚痴ばかり言っている友人がいます。聞いて慰めてあげたいのはやまやまですが、仕事の専門的な話をされてもよくわからないうえに、誰だか知らない人の愚痴を聞かされても感情移入できません。

毎回同じ話をされるので、最近では会うことすら憂うつに…。イライラして『そんなに嫌なら仕事辞めれば?』と言いそうになるのをグッと堪えています」(早希/28歳)

仕事のストレスが溜まると、つい誰かに聞いてもらいたくなりますよね。しかし愚痴や悪口は、話している方にとってはストレス発散になっても、聞いている人は逆に疲れてしまいます。

どうしても抱えきれないことは、本当に信頼できる人にだけ聞いてもらうのが良いですが、「いつも愚痴を言っている人」にならないようにしたいもの。明るい話題を口にしていれば、気持ちもポジティブになります。

以上、「距離を置きたいと思った女友達の行動」を紹介しました。

大人の女性同士の付き合いの場合、大きなトラブルを避けるため、心の中で不快に思っていても口には出さず、そっと距離を置いてフェードアウトしていく…という人が多いです。そのため鈍感なタイプの人だと、気づかぬうちに友人が離れていたというケースも。

いつのまにか周りに誰もいなくなっていたということのないように、どんなに親しい友人でも気配りは大切にしたいですね。


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