モラハラ男あるある…早く別れたほうがいい彼の行動3選

文・並木まき — 2021.12.26
彼が自己中心的な場合、LINEで信じられないようなひと言を送りつけてくることがあるようです。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、衝撃的なLINEを3つご紹介します。

1:自分の価値観を押しつける

「モラハラ気質だった元カレは、LINEで連絡をとっているときに驚くほど自分本位な言葉を送ってくることがありました。一番よく覚えているのは『お前さー、なんでもっと俺を喜ばせようとしないわけ?』というフレーズです。

その元カレは、彼女ならば自分を笑顔にさせるように努力すべきだという価値観の人で、私が忙しくて相手ができなかったり、ちょっとLINEの返事が遅れるだけで、すぐにこの文を送ってきました。

元カレに惚れ込んでいたときには、不思議と『もっと彼を喜ばせなくちゃ!』と思っていたのですが、別れてしばらくたって思い返せば、我ながら目が覚めて本当によかったなと思います」(34歳女性/ネイリスト)

「俺の恋人なら、××すべき」という価値観は、モラハラ気質な男性ほど備えているものなのかもしれません。

なお、恋人を「お前」と呼ぶ男性にも自己中心的なタイプは多いようです。2人で楽しい時間を築くのではなく、平然と「一方的に俺を喜ばせろ!」と言うあたり、生粋のモラハラタイプと言えるでしょう。

2:年齢差を理由に言いくるめる

「元カレは15歳も年上だったのですが、LINEで送られてくる文面には、幼稚なものもたくさんありました。その中でも特に印象に残っているのが『だって、俺のほうが年上じゃん』という言葉。

自分の都合が悪くなると、すぐに年齢差を持ち出して『だから、君は俺の言うことを聞くべき』という展開に持ち込もうとするんです。ちょっとした言い争いでも、まともな話し合いを避け『年上じゃん』と言って逃げたがるので、LINEでそういう話になるたびイライラしていました。

最初のうちはその人との結婚を考えていましたが、ケンカになるたびに年齢差を持ち出して言いくるめられるので、そこがいやで別れました」(36歳女性/教育関係)

年齢差を理由に、パートナーにマウントを取ろうとするモラハラ男性も少なくありません。

こういった男性と結婚してしまうと、ケンカが勃発するたびに年齢差を理由に言うことを聞かせようとする傾向にあるので、早めに別れて正解と言えるでしょう。

3:学歴でマウントをとる

「私は以前、ある男性と交際していたのですが、彼は気に入らないことがあると、必ず学歴でマウントを取ってきました。

確かにその人は有名一流大学出身でしたし、仕事もできるほうで早々に出世していたのですが……。外で見せるイケメンで温厚な顔とは異なり、彼女に対してはわりと辛辣な言葉が多かったですね。

特に自分が知らないことを私が知っているのを嫌っていて、料理とか地方の名産品とかの話題で私のほうが詳しかったときは、本当に面倒くさかったです。

結局、そんなモラハラっぽいところにウンザリして、私の気持ちが冷めちゃいました」(31歳女性/アパレル関係)

自分に自信があるモラハラ男性ほど、学歴などを引き合いにパートナーにマウントをとりがちでしょう。

外に見せる顔と身内に見せる顔がガラリと変わる男性も多いので、早めに本性が分かって正解だったと言えますね。

自己中心的すぎるモラハラ男性は、心を許した恋人に対してとんでもない文言をLINEで送りつけることも多いようです。

モラハラ気質を感じさせるLINEが一度でも届いたら、そのまま関係を進めるよりも、冷静に相手の本性を観察し関係を続けるべきかどうか、今一度考えることをおすすめします。

©Kathleen Finlay/gettyimages

※ 2020年10月11日作成