資産運用のプロが伝授!「10年で1000万円」貯めるために絶対にすべきコト

文・山田良政 — 2020.8.26
「1000万円貯蓄すると、人生観が変わる」と多くの投資家が口にするのを聞いたことがあります。そこで今回は、「資産運用のプロが教える! 1000万円貯める方法」についてご紹介します。

■まずは専用口座をつくる

10年で1000万円貯める方法

あなたが1,000万円を貯めようと決めたなら、まずは貯蓄専用の口座を作りましょう。そして、その口座からは一切出金してはいけません。

次に、1,000万円を貯めるというゴールから逆算し、目標の10年で達成できるようにプランニングしましょう。年間100万円、つまり月額で83,000円です。

今回は、固定費と衝動買いを抑えて毎月の支出を33,000円減らし、ボーナス・臨時収入・副業収入で毎月5万円を確保するという想定で進めます。

■空き時間をマネタイズ化する習慣をつける

月々の収入を増やす方法を考えたとき、まず考えるべきは副業です。

副業禁止規定が緩やかになっただけでなく、リモートワークが推奨される社会的風潮も後押しし、副業の種類は拡大しつつあります。

毎月の収入5万円アップを目指して、毎週12,500円を稼げる副業を選びましょう。そして、本職以外の空き時間や休日を活用して、収入に結びつけてみて下さい。最初こそ大変かもしれませんが、慣れれば自然と習慣になるはずです。

■固定費を削って支出カット

支出を抑えるためのセオリーは、何といっても固定費の削減です。家賃、光熱費、水道代を切り詰め、ネット回線やスマホのプラン、契約したけど利用していないサブスクのサービスを変更すれば、毎月2万円程度を浮かせられるでしょう。

また、情報の精査も大切です。何かモノやサービスを買う際はインターネットの比較サイトを活用したり、外食ではクーポンサイトを活用したりと、日々の積み重ねにより月に1万数千円程度の支出がカットできるはずです。

■ボーナスや臨時収入はすぐに貯蓄口座へ

10年で1000万円貯める方法

ボーナスや臨時収入が懐に入ってくると、誰でも嬉しくなるもの。少し気が大きくなり、衝動買いやムダ使いをしてしまうことも多いでしょう。

それをストップさせる確実な方法は、貯金予定額をすぐに貯蓄用口座へ入金すること。

ボーナスを手に入れた実感が湧かなければ、お金を使いこむ心配も減るでしょう。この方法で年間10~20万円貯蓄できれば、1000万円貯蓄計画はさらに加速します。

以上、10年で1000万円貯める方法をご紹介しました。

1000万円の預金を持つことで、将来のリスクを軽減するだけでなく、精神的な余裕や自信をゲットすることもできるでしょう。ぜひチャレンジしてみてくださいね!

-山田良政-
株式会社オフィサム代表取締役。FXによる資産運用を自動化させた第一人者。自身が開発したFX自動売買システムが、2013年度に「世界一の評価」を獲得。誰でも気軽に資産が増やせる「自動取引システムによる資産運用」を提案し、その分かりやすい切り口はマネーに関するプロ達だけでなく女性からの支持も多い。

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