何もしなくてもお金が増える!ズボラ女子でも簡単「マネー術」4選

文・山田良政 — 2019.6.15
投資や資産の重要性は分かるけど、時間がないしめんどくさい……と思っている人はかなり多いはず。確かに、一見すると難しい単語が多く、手を出しにくいように見えますよね。でも、中には意外と簡単に取り組める資産形成もあるんです。そこで今回は、資産運用・トレーディングのプロである山田良政さんに「忙しい人でもできる資産形成」についてご紹介いただきます。

■iDeCo(イデコ)で手堅く!

あなたはiDeCo(イデコ)という言葉を聞いたことがありますか?これは“個人型確定拠出年金”の略称で、自分で掛金の金額を決められる年金制度なのです。

またiDeCoは、掛金全額が所得控除の対象となり、確定申告・年末調整をすることで、税金の還付が受けられる点も魅力的。さらに、低い掛金から運用できる投資信託商品なども豊富に揃っているので、非常に取り組みやすい資産形成のひとつです。

ただし、iDeCoで積み立てた年金を受け取るには、最短でも60歳になるまで待たなければいけません。ご注意ください。

■忙しい女子でもできる積立投信

とにかく忙しいあなたには、積立投信がおすすめ。毎月決まった額を自動的に積み立てるだけという簡単さが魅力です。

実際に積み立てていく額は商品によって大きく分かれますが、場合によってはワンコインから積み立てられるので、少額で投資をスタートすることが可能です。

ただ、投資という性質上、お金が投資した金額より少なくなってしまう“元本割れ”を起こす可能性も。

■情報も多く安心できる個人向け国債

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財務省のウェブサイトをはじめ、多くの情報が公開されている個人向け国債は、比較的安心できる資産形成方法でしょう。こちらは基本的にいつでも申し込める上に、元本割れする可能性もほとんどないでしょう。

一方で、国債は利回りが年率0.05%と非常に低いことがネック。また、途中解約した場合は直近2回の利息が解約金額から差し引かれるので、満期になるまで待たないと。

■ちょっと贅沢!百貨店株主優待

お買い物でちょっとしたセレブ感を味わえる、百貨店の株主優待。実は、資産形成としても優秀です。

百貨店の株式の最低売買単価は多くが10万円台となっており、比較的割安感のある銘柄がほとんど。また、各百貨店の株主優待券は、10%と非常に高い割引率を誇ります。

特に、高額な買い物をするケースでは、株主優待券を利用するかしないかで大きな差が出てくるでしょう。

資産形成という言葉を聞くと、難しいものだと感じる方も多いでしょう。でも、いざやってみると意外と簡単だったという意見もあります。

今回紹介させていただいたものは、全て少額でチャレンジすることができるものばかり。ぜひチャレンジしてみましょう。

-山田良政-
株式会社オフィサム代表取締役。FXによる資産運用を自動化させた第一人者。自身が開発したFX自動売買システムが、2013年度に「世界一の評価」を獲得。誰でも気軽に資産が増やせる「自動取引システムによる資産運用」を提案し、その分かりやすい切り口はマネーに関するプロ達だけでなく女性からの支持も多い。「億を稼ぐ」ために必要な思考が綴られたインタビュー本『億トレⅡ』『億トレⅢ』も大好評。『月間BIG tomorrow』でも執筆中。
・株式会社オフィサム http://offi36.net/


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