ノーメイクじゃない!男の本音「魅力的なすっぴん」の面倒くさい定義
恋愛メンタルアドバイザーの沙木貴咲です。彼氏の条件として、「ありのままの私を愛してくれる人」をあげる人は少なくありませんが、実はこれ、かなりハードルが高い内容なんです。自分で自分の首を絞めている人もいるのかも。その理由と、「ありのままの私」に対する男性の本音を見ていきます。
男性が魅力的だと思う「ありのまま」とは?
男性が恋愛対象に見る『ありのまま』が魅力的な女性とは、たとえジャージを着ても体のラインが引き締まっていることがわかり、メイクをしなくても美しい素肌を持っている人のこと。また、気取らないところがフレンドリーで親しみやすいとか、何気ない発言にもやさしさがにじみ出ているなど、人柄の良さも表します。
つまり、丹念に磨かれた見た目と、洗練された中身を持つ女性が、男性に「ありのままのキミでいい」と愛されるのです。逆を言うと、飾らなくも男性をときめかせるものがないと、ありのまま愛してもらうのは難しいといえます。
すっぴんを好む男性の真実
とはいえ、男性にはすっぴん好きが多く、女性も「しっかりメイクより、ノーメイクのほうが良いんでしょ?」と思いがち。確かに、アイラインやマスカラをしっかりつけて、赤リップを塗ったガチメイク顔を嫌う男性は少なくありません。
でも、男性が好むすっぴん顔とは、美しい素肌がまず大前提にあり、メイクしている時には隠れてしまうあどけなさが、最大の魅力と思われるのです。
以前、プロのメイクアップアーティストさんと話した時に、「男性が求めるすっぴん顔って、すっぴんに見せかけたナチュラルメイクのこと」と断言していました。
派手な色を使わないだけで、かなり作り込まれた顔だと言っていたのです。
メイクを落としたら眉がなくなるとか、目の下のクマがひどいとか、鼻の頭の毛穴が目立つ……という状態のすっぴんには、男性は微妙な印象しか抱かないでしょう。
女性にとっての「ありのまま」を男性が受け入れない理由
女性にとって「ありのままの私」とは、飾ることを一切しない状態ではないでしょうか。家にひとりでいる時のような、リラックスした自分をイメージするはず。
オシャレをしない普段着でも、「飾らないキミがステキ」と男性に言われたいのかもしれません。
でも、それは男性の目に必ずしも魅力的に見えないんです。
「ひっつめ髪にすっぴんでもキレイな人って、そうそういない。ジャージでゴロゴロしながらビール飲んでもカワイイのは、綾瀬はるかくらい」(33歳男性:営業)
干物女がテーマのドラマを、過去に綾瀬はるかさんが主演しましたが、確かにそうかもしれません。また、外見だけでなく、中身もキチンと磨かれた人じゃないと、ありのままで美しい女性とは思われないようです。
「愚痴が多いくせに努力しない女友達がいて、『こんな私をありのまま愛してくれる彼氏がほしい』って言うけど、ムリだから!」(30歳男性:経理)
仕事をする時は強気でも、プライベートでは控えめなところが魅力とか。あるいは、普段は気配り上手だからこそ、リラックスした時の天然さがカワイイ、というふうに男性は見るのです。努力しないぐうたら女子が良いとは、誰も思わないでしょう。
自分を磨いて鍛えた女性だけが『ありのまま』愛される
ありのままでも愛される女性は、日頃から心身を律して過ごしています。美容や健康に気遣うのはもちろん、仕事では努力し、周囲を気遣って思いやりを示すでしょう。
何もしなくても愛してほしいという、怠惰なスタンスは微塵もないはず。というより、普段から努力を怠らない女性ほど、「ありのままを愛してほしい」とは思わないんじゃないでしょうか。みんなから愛され、必要とされるために、日々積み上げるものがあるのです。男性はそのあたりをちゃんと見て、本当にありのままが美しい女性を選ぶのでしょう。
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