ハダカのコクハク【Epi11-1】「今すぐ処女を捨てたくて」
ハダカのコクハク【Epi11】
「セックスはスポーツです!」
■ハダカになる人
チカさん(仮名)
■データ
・年齢 25歳
・職業 会社員
・彼氏 無
・初体験 18歳
・経験人数 24人
・H回数 月3回
・好きな体位 バック
・苦手な体位 座位
地方から上京して7年目のチカさん。地元でそこそこ有名な“立派な”親の元に生まれ、学生時代は勉強一筋。門限も厳しく外泊は禁止。もちろん恋愛やセックスの話なんてタブーな、厳格な家庭で育ちました。ルックスは、女子サッカーの澤穂希選手似。裏表のないサバサバ女子に見えるのですが……。親には絶対見せられない、裏の顔がすごすぎました。
【Epi11-1】
今すぐ処女を捨てたい!
大学入学のため上京した私は、「ひとり暮らしはアブない」と両親に言われ、女子寮に入れられました。無断外泊をすると実家に連絡が行くシステムでしたが、前もって外泊届けを出していれば問題なくお泊りができました。なので、届けを出して友人宅を泊り歩く毎日へ。
当時、とにもかくにも「早く初体験を済ませなくては!」と焦った私がとった行動は……。
新宿歌舞伎町で、相手探し。
「怖いもの知らずの田舎者だったなぁ」とつくづく思いますが、ものほしそうに立っていたら、すぐにおじさんが寄ってきて「お金あげるから……触ってくれない?」って。
初体験の相手は誰でもよかったとはいえ「なんか違う」と思っておじさんの提案は断りました。
場所を移動しクラブへ行くと、20代後半のお兄さんが声をかけてくれたので、一緒に居酒屋へ移動しました。
田舎では一滴も飲んだことはなかったから、初めてづくしの夜。初体験は痛いらしいと聞いていたので、お酒で麻痺させてどんな痛みにも耐えよう! と気合を入れようと思って。
軽く酔ってきたころ「シたいな~♥」を連発(笑) お兄さんは、「どうしたの? 生理前とか?」と不思議そうな顔をしていました。「そういうわけじゃないけど……したいんです♥」と、処女であることは隠してかわいくアピール。「じゃあ、ホテル行く?」と言ってもらえたときは、大学受験に受かったときより嬉しかった!
でも……歌舞伎町ってすごい街ですよね。どこへいってもラブホテルは満室。「今、処女を捨てなければ!」とものすごく焦っていた私は、「ホテルじゃなくていいよ。外でいいから抱いて♥」とお願いしました。