気分がノらないときのセックス。彼からの誘いを断ってもいい?|女は心で濡れる 女は心で濡れる #26
【女は心で濡れる】vol. 26
「ううん、そんなんじゃないの……」
「女は心で濡れる」と言う合言葉に、官能エッセイスト紫深(sisin)がお送りするSEXコラムです。第26回目は、気分がエッチに向かないときの対処法について考えてみたいと思います。
女性の気分がノらない原因
生理中じゃないから、断る原因がない。そう感じて、彼に求められるがまま体を重ねた経験はありませんか? しかし、女性の体は正直で、気分がノッていないときに触られても、濡れないのが事実です。この連載の「心で濡れる」というキャッチフレーズにもあるように、女性の性欲はメンタルに直結していると感じます。
<思い当たる節は、ありませんか?>
・仕事でミスをしてしまい反省していた
・人間関係で気疲れしている
・寝不足で休養が十分に取れていない
など、“気分がノらない日” を思い返してみると、多くの引き金は環境や心、体調から来るメンタルダウンではないでしょうか。私が過去にお付き合いしていた彼が、仕事疲れから一時期入院したことがありました。ご飯が十分に食べることができない食欲のなかでも、エッチを求めて来ることに驚いたのです。
このことかも分かるように「疲れマラ」と言って、男性は極度の疲労時には、子孫を残そうとする本能が働き性欲が増すとのこと。いっぽうで、女性は心のブルーが一番の性欲減退に繋がると思います。
態度で示すより、言葉を添えるのが◎
気分が上向いていないときに、抱きしめられても避けてしまいがち。しかし男性は女性に比べて、SEXアプローチを断られることにショックを受けるケースがあります。「今日は、なんかいいやっ…」と胸を突き放しては、しょんぼりさせてしまう原因になるので要注意。男女の大きな違いで感じる壁が「ひとつの仕草でも、捉え方が異なる」と言うことです。
胸を突き放す仕草が、女性からすると「今日は、なんかゴメン」と言う表現だったとしても、男性は「触らないで」に感じてしまうケースもあります。「俺、なんかしたかな?」と自分を責めたり、違う要因と結びつけてしまったり。そんな時は誤解を招かないように、断るときは言葉で表現するのがオススメです。
正直に、今日あった出来事を話してみるのもOK。「原因はあなたじゃないの」を、伝えてみてください。
断るから、次燃える
実は私自身「求められたら受け入れないと…」なんて、あまり自分の意思を言わない時期がありました。しかし、良かれと思って気持ちを我慢していても逆効果だと言うことが分かったのです。自分の気持ちと、彼の気持ちに溝ができるくらいなら、思い切って断るのも思いやりのひとつ。
今日断ることで、次がさらに愛おしくなるのかもしれません♡
【女は心で濡れる、はじめから♡】
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