【K-POPの沼探検】#6 SE7EN その1

写真・千葉諭(ムービー)、小笠原真紀(スチール) 取材、文・小泉咲子 — 2016.12.7
K-POPブームが起こる前から日本活動をスタートさせていたSE7ENさんが、大人の色気をたずさえて登場! 新アルバム『Dangerman』の話題から後輩にあたるBIGBANGとの関係まで聞かせてくれました。

【ペンになっていいですか!?】vol.6

SE7ENさんインタビュースタート!

昼の1時から始まった撮影&インタビュー。朝が苦手というSE7ENさんにとっては、スタート時間が少々早かったようでしたが、いざ撮影が始まるとキリッとプロフェッショナルの顔に。インタビューは、もちろん通訳なし。すべて日本語でご自身の言葉を伝えてくれました。

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――今年の誕生日は、日本でファンミーティングでした。いかがでしたか?
ファンのみなさんから温かい応援をもらえて、幸せな一日でした。平日なのに、昼公演から来てくださったのも嬉しかったです。「Dangerman」や「GIVE IT TO ME」は初めてのパフォーマンスでしたが、反応がすごくよかったですね。たくさん時間をかけて準備したので、僕も満足です。

――昼公演では、以前、所属事務所が同じだったBIGBANGのSOLさんから急にメールが来たり、SNSで交流し合ったりしてますね。

BIGBANGのみんなとは、子どもの頃から一緒に遊んできたんです。もう、先輩や後輩といった関係※を越えた仲間ですね。(※SE7ENさんがBIGBANGの先輩にあたる)

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――新作「Dangerman」は、フルアルバムとしては日本で10年ぶりのリリースです。06年に「FIRST SE7EN」を制作した当時との違いは?

あの頃の僕は、若くて(笑)、とにかく忙しかったんです。何をやっていたのか思い出せないくらい。今回の「Dangerman」は、自分自身で曲を選ぶところから、コンセプトやジャケットのイメージを考えたり、余裕を持って作れました。スタッフと相談しながら作業ができてとても楽しかったです。リード曲の「Dangerman」のコンセプトは黒と白。男性の二面性を表しています。

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――K-POPブーム以前に日本でデビューして、苦労も多かったのでは?

当時は、K-POPが日本では流行っていなかったので、難しいこともありました。日本語の勉強も大変でしたし、テレビ番組のスタイルも韓国とは違って、慣れるのに時間がかかりました。

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――日本で活動してみて、いちばんびっくりしたのは?

朝の情報番組で歌うこと!日本は、情報番組がたくさんあって、朝6時台に生放送で歌ったこともありました。あれにはびっくりしました(笑)。

――韓国のサノク(歌番組の事前収録)も早朝が多いですよね?

あれは歌番組で、日本では情報番組ですから(笑)。でも、日本ですごくファンが増えて、ツアーもできて、すべての経験が楽しかったです。僕は日本語を学び、みなさんは韓国語を勉強してくれて、今ではSNSに韓国語でメッセージを書き込んでくれるんです。感謝の気持ちでいっぱいです。

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――SE7ENさんの日本デビュー以降、数多くのK-POPアーティストが日本デビューしましたし、今でも続いています。大先輩から見て、彼らはいかがですか?

みんな、歌もダンスも上手ですし、カッコいいですよね。

――そんなに褒めると、ファンに浮気されてしまうんじゃ…?

大丈夫!(浮気をされない)自信あります(笑)。

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Information

ニューアルバム「Dangerman」が12月7日発売に。

http://www.jvcmusic.co.jp/se7en/