【自由が丘でサクッとキャンプファイヤー!?】疲れた心身を癒す『THE BANFF』がオープン!

文・宮田愛子 — 2016.9.6
恋に仕事に忙しい、anan世代のみなさま。お休み、ちゃんととれていますか? 「たまには思い切り息抜きをしたいけれど、時間に追われてなかなかゆっくりできていない。たまにはアウトドアなんかいいなぁ……たとえばキャンプとか」 なんてお悩みの女子に知ってもらいたいお店が、自由が丘にオープンしたキャンプファイヤー・ダイニング『THE BANFF』。話題のお店にanan総研メンバーの斎藤克衣さん(No.119)とライター・宮田が潜入してきました!

【Tokyo今ココ総研】vol. 51

キャンプにインスピレーションを得たこちらのお店は、薪の香り、揺れ動く炎、あたたかな木のぬくもり、新鮮な野菜など、都心にいながらも五感でキャンプ気分を味わえるという新感覚のダイニング。

雰囲気満点の扉を開け、いざキャンプに出発!

外観画像_02

待ち合わせ中も、お店の外には漂うほのかな薪の香りが。相手を待つ時間さえも楽しみに感じられます。こちらの扉を開いて、いざキャンプの世界へ。

内観画像_01

キャンプファイヤーをしているときのようにくつろげる、穏やかな場所をイメージしている『THE BANFF』。カウンターも、キッチンの火を囲むように配置されています。やわらかく揺れ動く炎や、ログハウスのランプのような暗めの照明。店内に入ったばかりなのに、もう都心にいることを忘れてしまいそうです。

店内に入るなりふんわりと包まれる薪の香りの正体は、こちらの特徴でもある「WOOD-FIRED GRILL」という調理法にあります。ここで薪を燃やし、強い炎による遠赤外線効果で食材をおいしく仕上げるのだそう。期待に胸を膨らませながら、まずは乾杯!

女子受け抜群! お酒が飲めなくても楽しめる子供のモヒート♡

子供のモヒート

ひと息ついたところで、子供のモヒート(¥880)で乾杯! フルーツのシロップマリネがシャーベット状に凍らされているから、飲み進めていくとシャリシャリとした食感が楽めます。

「ダイニングでノンアルって、なかなかないですよね。まわりにお酒を飲めない友達が多いので、女子会はもっぱらカフェになりがちなんです。だから、これはうれしい! お酒が苦手な子も一緒に、気負わず楽しめそうですね」(斎藤さん)

素材の旨みが引き立つ! こだわりぬいたオリジナルのキャンプファイヤー料理

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ひと品目は、香り豊かなエメンタールチーズに林檎の薪で香り付けすることで濃厚な味が楽しめるスモーキーチーズフォンデュ(¥1,680)。歯ごたえのある野菜に、うまみがギュっと詰まったチーズをたっぷりからめて……いただきます!

「野菜の味もしっかりしていておいしい♡ 嬉しいのは、時間が経っても焦げ付かないところ! 食べるのが遅い女子にとって、これは好感度大ですね」(斎藤さん)

紋別ホタテのソフトグリル_01

お次は、紋別帆立のソフトレアグリル(¥1,280)。北海道のサロマ湖で育った帆立を、サッと表面だけ瞬間グリルして新鮮さをぎゅっと閉じ込めました。こちら、ひと口噛むともうたまらない。口の中でジューシィにほどけるようにくずれ、帆立の甘味がじゅわ~っと広がります。大葉のピストゥーソースを夏野菜と絡めれば、季節感を楽しめる一皿。

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「帆立の甘みが際立って、みずみずしいのにジューシー! はやくも今日一番のお気に入りです!」(斎藤さん)

「こんなに肉厚な帆立、久しぶりです……! ひと口噛むたびにジュワッとあまくて、止まらなくなる~」(宮田)

リブロースの薪焼き_01

メインにいただいたのは、牧草だけを与えて飼育したグラスフェッドビーフを使用したリブロースの薪焼き/200g(¥2,980)。赤身が多く、脂肪分の少ない良質なお肉を存分に味わえます。

実はこのメニューも、オーナー・釜谷道夫さんの努力で実現したこだわりの逸品。というのも、なかなかOKサインを出してくれない牧場主さんを日々訪ねて仲を深め、想いを伝え、やっとのことでOKをもらえたグラスフェッドビーフなのです。娘さんを僕にください!というオーナーの姿が目に浮かぶようですね。

それほどまでにこだわったグラスフェッドビーフを5日間ほどのソルトエイジングで熟成したリブロースは、旨みも栄養分も文句なしの逸品。これはマストでオーダーしてほしいところ。

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「ソースをつけて食べるのもいいけど、そのまま食べるとお肉のうまみも味わえて美味しい! 私はお肉不足だったから、このままでももう満足!」(宮田)

「バーベキューソースは思っていたほど甘くなくて、スパイシーな大人な味。食べたことのない味でクセになりそう……! ワインが欲しくなりますね」(斎藤さん)

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と、お待ちかねのワインが登場! THE BANFFで味わえるワインは、ナチュラルワインを中心としたラインナップ。食材そのものの美味しさが堪能できるTHE BANFFの料理との相性もバツグンです。

ほかでは味わえない! 目でも楽しめるキャンピング・スモア

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おなかいっぱいになったところで、なんとも不思議なデザート、キャンピング・スモア(¥780)が登場。スモアは、マシュマロを焼いてビスケットにはさみ、チョコレートをかけて食べるというキャンプではポピュラーなデザート。それをBANFF流にアレンジして、マシュマロにはメレンゲを、チョコレートに生クリームを加えてリッチに仕上げ、一番下のクッキーとあわせていただきます。

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薪の香りがつけられたスモークが中に閉じ込められていて、スモアのおいしさにいっそう深みを与えてくれているようです。

「フタを開けるともくもくとスモークが湧き上がる仕掛けは、ワクワク感がグンと高まりますね。私はシャッターチャンスを狙いすぎてしまったから、みなさんにはカメラを構えるよりもしっかりと見つめて、その瞬間を楽しんでほしいですね」(宮田)

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やわらかい薪の香り、揺れ動く炎に包まれて、気分はまさにキャンプ! 空間作りだけにとどまらず、サービスも、味も、立体的に完成度の高いBANFFは、まさに五感でキャンプを味わえる場所。

あわただしい毎日から抜け出したいけど時間がない! という方はぜひ、都心でキャンプを楽しめる『THE BANFF』で疲れた心身にいたわってあげるのはいかがですか?

information

「Campfired Grill & Cafe THE BANFF」 キャンプファイヤー・ダイニング
http://the-banff.com/
[住所]東京都目黒区自由が丘1-8-1南ビル2F 03-6421-4173
[営業時間]Lunch 11:00 〜15:00/Dinner 17:00 〜23:00
[定休日]なし
[アクセス]自由が丘駅南口より徒歩1分
※表示価格はすべて税抜きです。