【世界最大級のEDMの祭典】『ULTRA JAPAN 2015』に行ってみた!
【TOKYO今ココ総研】vol.42 文・宮田愛子
このシルバーウィーク、みなさんいかがお過ごしでしたか?
東京・お台場では、9月19日(土)~9月21日(月)の3日間、この連休で最も注目を集めていたと言っても過言ではない米マイアミ発の世界最高峰都市型ミュージックフェス「ULTRA JAPAN 2015」が開催されました!
今年は例年よりもさらなるパワーアップを果たしたという本イベント。今回は、野外フェス初体験のライターが、気になるその様子をレポートします!
ULTRA JAPANって?
SNSでもたびたびシェアされ、その名を目にした方も多いのではないでしょうか?『 ULTRA MUSIC FESTIVAL(UMF)』とは、1998年から米・マイアミでスタートした、世界最大級のEDM(エレクトロニック ダンスミュージック)の祭典のこと。本家マイアミにとどまらず、これまでにスペイン、ブラジル、チリ、アルゼンチン、クロアチア、韓国と、世界6カ国で行われてきました。
そんなUMFが、昨年、ついに日本に初上陸!EDMを世界に知らしめたモンスターパーティの再上陸ということで、昨年の2日間開催から、今回は3日間へと規模を拡大。その勢いは、とどまるところを知りません!
ULTRA JAPANへ、いざ出発!
開催場所は、フジテレビ前のTOKYO ODAIBA ULTRA PARK(お台場ULTRAJAPAN特設会場)。と、いうことで、りんかい線東京テレポート駅へ到着!
ただただ広いので迷子になりそうですが、駅を出るとすぐにULTRA JAPANスタッフの方が。迷わず会場へ到着できました。
会場へ着くと、芝生で寝転んで日光浴を楽しむ人々がいたるところに! うらやましい。これも野外フェスならでは、なのでしょうか。次回は私も挑戦しようと心に決め、いざステージへ!
どのステージも大盛り上がり!
まずはメインステージへ
3つあるステージのうち、UMFで最も盛り上がるステージがこちらのメインステージ。とにかく広い!!ただただ、広いです。まだ明るい時間でも人が多く、通路は前に進むのも一苦労なほど。ですが、一度開けた場所へ出てしまえば問題ありません。音量も広さも、屋内のフロアとは一味違い、いつもよりも開放的になって音楽を楽しめました。
Zeds Dead
まずはULTRA JAPANへ初参加のカナダ出身ダブステップ/ハウスデュオ、Zeds Dead。
ダブステ系は聞き慣れていないこともあり、正直どうなのかな・・・と不安だったのですが、Red Hot Chili PeppersやEric Prydz vs. Pink Floydの”Proper Education”で盛り上げられ、そんな不安はなかったことに。メロディックな旋律からはじまる”One Time Ft. Murs”は聞きやすく、いつのまにか彼らの独特な世界観に完全に惹きこまれていました。
Dash Berlin
お次は、オランダ発のエレクトロミュージックプロジェクト、Dash Berlin。フロントマンのDJ Jeffrey Sutoriusが2013年DJ Mag”世界の人気DJ”ランキング10位に選ばれるなど、世界的にはとても有名な彼ら。
記者自身も実は完全にノーマークだったのですが、今回のULTRA JAPANで見せてくれたバツグンの選曲センス、エンターテイメント性で、終わる頃にはすっかりファンに。Wiz Khalifa feat. Charlie Puthの”See You Again”などの美メロできかせつつ、オリジナルナンバーの”Dragonfly”などをバランスよく入れ込んでいて、大満足のセットリストでした。音だけでなく、ステージからリストバンドをばらまいたり、iPadを使用したパフォーマンスなど、ほっこりシーンにも遭遇。予想外に癒されました。
Alesso
空も暗くなってきた18時頃、ついに待望のAlessoが登場! その実力だけでなく、イケメンDJとしても名高いAlessoの登場に、メインステージは超満員!あちらこちらからAlessoコールが鳴り響きます。
出だしからMaroon5の”This Summer’s Gonna Hurt Like A Motherfucker”などアガるダンスチューンを繰り広げたAlesso。オリジナルナンバーの”Heroes (we could be) ft. Tove Lo”でこの熱い夜に相応しい締め括りをしてくれました。
Alessoの興奮も冷めやらぬ中、大トリのDavid Guettaに備えようと、フィナーレに向かう会場のボルテージは最高潮に!
David Guetta
日本中が沸いたULTRA JAPANも、いよいよフィナーレへ。大トリを飾るのは、“人類史上最強のDJ” David Guetta。
序盤から”Play Hard”や“Titanium”で基盤をつくり、”Shot Me Down”から”Bad”の流れで、会場はこの日一番の盛り上がりに! その他、日本でもロングヒットを飛ばした有名曲”Sexy Bitch”等も織り交ぜたセットリストは、どなたでも楽しめたのではないでしょうか。
David Guettaの確かな実力は、何もその楽曲の質の高さだけではありません。ゆっくりと英語で語りかけるコール&レスポンスの、決して観客を置いていかない盛り上げのおかげで、会場はこれまでにない一体感に包まれました。
気分に合わせてステージを変えよう
RESISTANCE STAGE
RESISTANCEステージは、本家マイアミで今年から新たに始ったステージで、アジア初上陸とのこと。メインステージとは音楽性の異なる、よりハウスやテクノに特化した幅広いダンスミュージックが楽しめるこのステージ。一層尖った、魅力溢れる最先端のサウンドが体感できます。
UMF RADIO STAGE
屋内のフロアが恋しくなったら、このステージでまったり。野外フェスですが、テント内に設置されたセットはまるで屋内のフロアのようでした。踊り疲れたら、まったり音を楽しめるこのステージで充電、という方も多くいらっしゃいましたよ。
どこにいても楽しめるブースが満載!
日光浴で体力温存!
踊り疲れたら、中央の広場でひと休み。そばにはフードやドリンクのブースもあり、みなさんほろ酔いになりながら、夜に備えて体力を温存している様子でした。
ヘアブースでお目立ちヘアをゲット
昨年に引き続き、この日限定のヘアブースが今年も登場! カラースプレーでの色付けなど、フェスならではのヘアを手軽に楽しめると女の子たち大人気のブースでした。
オリジナルグッズが人気のブース
バロックジャパンリミテッドのタワーブースでは、ULTRA JAPANとAZUL by moussyのWネームTシャツ&タンクや、合わせにおすすめのフェザーアクセを販売。SHOPスタッフの皆さんが着用しているのがそのアイテム。シンプルなので使い回しがしやすく、「フェスが終わってからでも使えそう」と店舗販売では完売する勢いだったとか。
いかがでしたか?
今年もアガりにアガりまくった、ULTRA JAPAN 2015。ますます勢いを増すEDMシーンから、今後も目が離せません! 今回出演したDJ陣は、どのアーティストも今後を担う大きな存在です。この機会にお気に入りDJを見つけて、ぜひ、チェックしてみてくださいね。
インフォメーション
ULTRA JAPAN 2015
公式サイト
http://ultrajapan.jp/