【渋谷PARCO】話題の人間マネキンを見てきた!

2015.3.24 — Page 1/2
渋谷PARCOで開催中の「絶・絶命展~ファッションとの遭遇」に行ってきました! そこで見たものは、人間マネキン。なんですか、それ?

【Tokyo今ココ総研】vol.38 文・斉藤あいこ

「今ココがアツい!」と話題の東京スポットをご紹介する【TOKYO今ココ総研】。現在、渋谷PARCOで開催中の「絶・絶命展~ファッションとの遭遇」に行ってきました!

 志村大輔氏の作品。便器と三人の美男子。
志村大輔氏の作品。便器と三人の美男子。

「絶・絶命展」とは?

「絶・絶命展~ファッションとの遭遇」は、東京から世界へファッションの最先端を発信する新鋭デザイナーたちの合同展示会で、2013年10月に開催された「絶命展〜ファッションの秘境」の続編にあたります。一回目の展示では、第32回毎日ファッション大賞特別賞を受賞するなど高く評価され、大きな話題を集めました。二回目にあたる今回の展示は、3月18日から30日まで行われる予定で、開催初日から早くも大きな話題を呼んでいます。

アートの展示会、東京では珍しくないけど、どうしてそんなに話題になっているのでしょうか? その人気の秘密はいったい何?

人間マネキン!?

PUSHボタンを押すと、オシャレ忍者が勢いよく登場!
大月荘士氏の作品。 PUSHボタンを押すと、オシャレ忍者が勢いよく登場!

この展示会の最大の特徴は、12日間の展示期間中、ほとんど毎日展示内容が進化し続けるところです。4日間ごとに、「生の日」→「死の日」→「生の日」と大きく変化していきます。マネキンや剥製による「死の日」の演出とは対照的に、「生の日」の期間中はマネキンの代わりに生身のモデルが登場します。これは、この展示のテーマである「輪廻転生」を表現しているそう。総合プロデューサーを担当された坂部氏は、「新しいものを生み出すには、古いものを一度絶つ必要がある。死は新しい生の誕生に欠かせない」と語ります。

【次のページ】「死の日」?「生の日」?