【飯テロに打ち勝つ】メンタルから変える一生モノのダイエット。

2015.10.15 — Page 2/2

痩せるメンタル2:食べるまでの過程をダイエットに

ちなみに筆者は、お酒飲むと食欲が増すタイプ。
ちなみに筆者は、お酒飲むと食欲が増すタイプ。

―では、どうしても譲れない好物は良しとして、具体的にはどのようにダイエットしたらいいのですか?

「たとえば、“食べる”にありつく過程を変えてみるのはいかがでしょうか?」

―どういうことですか?

「好物の唐揚げを買うために、隣町まで歩いて買いに行くとか。全国津々浦々の唐揚げを求め、週末は食べ歩きの旅に出るとか。食べるために運動を取り入れてみるんです

―なるほど! そうすればいくらかカロリーを相殺できる気がします!

「藤田さんは、週末どこでご飯を食べることが多いですか?」

―旦那と家でたくさんおつまみを買って飲み食いすることが多いですかね……。

「家飲みだと、好きなものを好きなだけダラダラと飲み食いしてしまいますよね。週末は思い切ってショッピングモールやアウトレットモールに出かけてみてください」

―えっ? どういうことですか?

「これも食べるにありつく過程を変えてみる一環です。ショッピングモールは広大な敷地。かなり歩き回りますので、相当な運動になります。さらに、トレンドの飲食店がひしめき合っているので、『あの有名な○○を食べに、ここのショッピングモールに行こう』という目的を持って行けば、楽しんで食と運動を連動させることができます」

痩せるメンタル3:量より質で満足感を!

回転寿司もいいけど、たまには板前が握ったお寿司で“質”の満足感を得よう!
回転寿司もいいけど、たまには板前が握ったお寿司で“質”の満足感を得よう!

―先ほどご提案してくださった「週末ショッピングモール」なら、食と運動を結び付けられそう。でも、外食ばかりだとお金がかかりそうで……。

「そんなことはありませんよ。むしろ、家で安く済ませようとおつまみやお酒を大量に買うと、“安物買いの銭失い”になっていることが多いんです」

―(ドキッ!)確かに特売のお刺身だからといって、たくさん買い込んで、結局5,000円くらい使っているかも……。

ダイエット中の食事は、量で満腹感を得ようとするのではなく、質で満足感を得るようにしてください。質の良いものは値段もする分、満足度が高いのです。さらに、値段が張る分そんなにたくさん買い込めないから、今までの食費とさほど変わらないはず」

―いいものが食べられて痩せられるなんて、まさに一石二鳥!

「たとえばケーキなら、安いケーキをいくつも買うのではなくて、有名なパティシエがいるケーキ屋で選りすぐりの1つを買う。日頃ダイエットで頑張った自分へのご褒美として、たまに好物を買ってみるといいでしょう。そうすれば、ダイエットのモチベーションにもつながりますよ

―好きなものはやめずに、好きなものを続けながらダイエットできるなんて夢のようですね。

「ダイエットの一番の大敵は、ストレスですから。自分にご褒美を与えながら、楽しくダイエットを続けていきましょう」

―これだとストレスなくおいしいものを食べながら痩せられますね! ところで運動は何かしたほうがいいのですか?

「『運動をするぞ!』と意気込んですると続かないことが多いです。なので、通勤ではエレベーターをいっさい使わず階段を利用するとか、社員食堂ではなくランチするために遠出するとか、社内でなるべく動き回るとか。そういった日常的な運動を増やすだけでもいいと思いますよ」

―これなら無理なく取り入れられそうですね!

「あとは、毎日ダイエット成功後の自分を思い浮かべること。ダイエットに成功したら、その成功体験がもととなり、仕事や恋愛、自分磨きなど、あらゆることの自信につながりますよ」

―ありがとうございました!

 

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