【アレの運気up!?】ご来光だけじゃない、今ドキ女子が富士登山するワケ

文・遠藤朋美(anan総研no.65) — 2017.9.15
ガチ走りで有名なanan総研マラソン部。その部長を務める遠藤朋美さん(no.65)と部員の高木晴香さん(no.142)、星野昇子さん(no.179)がトレーニングを兼ねて富士登山にチャレンジしました。富士山でマラソン部が願ったこととは?

【マラソン部ニュース】vol. 38

anan総研マラソン部では、毎週、会社帰りの時間帯に練習会を行っています。「走るのは好きだけど、たまには違うこと、やってみたいよね。」「何が良いかな?」。そんな何気ない会話から、今回、anan総研マラソン部の有志が富士登山への挑戦をすることになりました。体力、持久力、肺活量を増やせたりするかな? これもまたマラソンのため!

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マラソンというと、個人でコツコツやるイメージ。マラソン部に入部しているメンバーは、個人プレー好き、ちょっと根暗で変わってる、と思われがちですが、そんなわけではありません。リアルに充実、きらきら女子の集まりです(私、部長の遠藤=ドディを除く)。

そんなメンバーからは、今回の富士登山に関して、
「土曜15時くらいまで撮影があるから、16時くらいに東京出発したいんだよね」。
「私、ちょっとデートがある」。
「私は友人と金曜日に飲むからできればあまり早い時間の出発は……」。
と、山登りに出発する人間にはあるまじき声がちらちら聞こえました。でも、富士山に登ってみたい、ご来光を見に行きたい。そんなこんなで、今回は、土曜日に十分自分の好きなことを満喫後、ゆっくりと富士山に向けて出発し、体力的に無理なくご来光も見れちゃうという、ちょっと欲張りなプランをたてました。

富士山は最もきついコースとして知られている御殿場ルートをはじめ、4つのルートがあります。私たちは東京から一番近い登山口のある吉田ルートを選択。土曜日の16時に東京駅を出発、18時半ごろ山梨県へ。マイカー規制のため、専用バスに乗り換えて富士山五合目へ到着しました。その日はそのまま五合目の山小屋に宿泊。初めての山小屋宿泊に必要なアイテムは、隣人たちのいびきの音を遮断する耳栓だったかもしれない。そんな反省を残しながらの1晩を過ごした一行でした。翌日日曜日は、朝4時半起床。

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8月末のこの日、日の出は5時13分。見られるか、見られるか、見られるか。どきどきしながら空が明るくなるのを待つ私たち。

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……残念ながら、雲に隠れてしまい、ご来光を拝むことはできず。次回、リベンジします。ご来光は見られませんでしたが、朝の冷たくて気持ちの良い空気を吸いながら、きれいな朝焼けを見ることができ、少しだけ満足。とはいえ、富士登山へはまだ一歩も踏み出しておらぬ。お化粧して、しっかり日焼け止めを塗って、朝ご飯を食べて、出発です。

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と、ここでマラソン部豆知識(べつにマラソン部でなくても知っているかもしれませんが)。日焼け止めをしっかり塗ることは、日焼けによるダメージからくる疲れを予防することができるので、お肌の美白を、という女子らしい理由以外にもおすすめです。

始めは、さくさく登っていきます。さすがマラソン部女子、体力には自信あり。

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七合目あたりから、雲海が見え始めます。壮大で、すばらしい景色が目の前に広がります。雲海前では、思わぬフォトジェニックな写真がたくさん撮れました。

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八合目に差し掛かると、いよいよ足が持ち上がらなくなり始めるメンバーも。なんとこの八合目、九合目に行く間に本八合目を通り、次こそ九合目だ! と登って行くと八合目五勺というフェイク八合目を2つほど通過します(※フェイクなわけではありません)。心折れそうになりつつ、岩場をこえ、砂利道を越え、みんなで声をかけ、励ましあいながら登っていきます。マラソン部のチームワークを見よ。

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空気が薄くなってきたからか、少し歩くと心臓がバクバクし始めました。途中で休憩、しばしほのぼの。

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疲れをいやして、九合目を通過し、いよいよ待望の、頂上に到着!

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一気に疲れも吹き飛びます。やはり、みんなで頑張って何かを成し遂げるというのは、本当に素敵なことです。……が、登頂したら終わり、ではないのが登山の厳しさ。下山が待っています。富士吉田口からの下山は、砂利道を延々、ただひたすらに、降りつづけます。ただただひたすらに、ちょっと砂利に足を取られつつ、ちょっと砂利に滑りつつ、同じ景色の中を、降りて、降りて、降りて。途中で日が暮れかかり、美しい夕焼けが目の前に広がります。

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雲海の上の広大な夕焼け。こんな景色を見られるなら、ちょっとくらい疲れても、十分価値はあるものなのかもしれません。マラソン運も開けますように。そしてまた、ひたすら降りること、4時間。日も暮れ、あたりが暗くなってから、ようやく登頂を開始した富士山五合目へ、下山。みんな、無事に怪我無く帰ってくることができました。

高木晴香さん 人生で1回は絶対登りたいと思っていた富士山に、念願叶い登頂できました! 初の登山だし、不安もたくさんあったけれど、みんなで声をかけながら、ゆっくり休みながら、写真撮りながら楽しく登ることができました! 天気も良く、ずっと雲海がきれいで、本当に行けて良かったです!

星野昇子さん 日本の代表的シンボル、誰もが知る富士山! 日本一の山から見た景色は、日本一の自然美でした! ずっと目に焼きついています。13時間にもおよぶ登山……富士山登頂を無事に達成できたこと、自分史上においてこのような大きな功績を作れたことも、貴重な経験となりました!

もちろん富士登山は楽なことばかりではなく、装備の準備から始まり、体力もある程度必要。足が痛くなることも、なかには高山病にかかる人もいます。それでもみんなで声を掛け合いながら登って行き、登頂に感激し、朝日や夕焼け、雲海など、ここでしか見られない風景を堪能し、本当に楽しく貴重な経験となった1日でした。マラソン部のみなさん、本当にありがとうございました。月並みな言葉でしか表現できない私の語彙力の少なさが、本当に悔しい。


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