グロスでベタベタがエロい。男が発情するセクシー唇メイク 女は心で濡れる #19
【女は心で濡れる】vol. 19
男が舐められたいと願う唇に変えて
「女は心で濡れる」と言う合言葉に、官能エッセイスト紫深(sisin)がお送りするSEXコラムです。第19回目は、彼を誘うセクシーメイクについてご紹介します。
アヒル唇より効果的なのは、たらこ唇
ひと昔前に流行った薄い唇に口角がキュッと上がった、アヒルのような唇。まるで小動物みたいでキュート!と口の形を研究した、という女性も多いのではないでしょうか。しかし男性がエッチな気分を感じるのは、アヒル唇ではないんですよね。実はポテポテに潤った、たらこ唇の方が、効果は絶大。
唇の輪郭をきっちり囲ってから、リップメイクをするより、唇の境目がわからないくらいのプルプルたらこでOKなんです。というのも、私は唇が元々ぷっくりしている方なんですが、過去にこの厚さが好きになれなくてコンシーラーで隠して唇を薄く見せるメイクをしていた時期がありました。しかし、いざ付き合った彼に言われるのは「そのままの唇の方が、セクシーだよ」という声。男性は女性の柔らかい感触が、好きなようです。
キスの感触を掻き立てて
女性は心や感性で興奮したり、エッチな気分になることが多いと思いますが、男性は視覚で興奮するとか。それを証拠に女性が人肌恋しいと感じるときは、好きな彼に会いたいときや寂しいときなど、心の穴を埋めたいと感じる瞬間だと思うんです。一方、男性がエッチしたいときは、AV鑑賞をしたりお店に行くなどダイレクトなエロを求めますよね。つまり男性は目で見たり、実際に触れることで、相手に気持ちがあるない関係なく、SEXをしたいと思う気持ちが根底にあります。
自分にはない柔らかい肌やプルプルに潤った唇を見るだけで、男性はドキっとするものなのです。
濡れているくらいが丁度いい
「この子とキスをしたら、どんな感触なんだろう?」とチュウの想像を掻き立てたあとに、男性が考えることは、ただひとつ。「この唇に挟まれながら、舐められたら気持ちいかも」という、男性ならではの発想です。女性はオシャレの意味を込めてデートメイクに力を入れると思いますが、男性はその日のかわいいメイクスタイルより、夜の彼女の顔を想像しています。そこが男性と女性が捉えるエロスの違いではないでしょうか。