江戸の遊郭が新名所に? いま女子が通う「吉原」の魅力
2017.3.7
独特の世界観をもつ日本の官能カルチャー。そんな官能カルチャーを知ることができるスポット・吉原の魅力を紹介します。
浅草から20分ほど歩いた場所にあった、江戸幕府公認の遊廓「吉原」。最盛期には3000人の遊女を抱え、男たちが一夜の夢に溺れていた。現在も東京を代表する歓楽街として知られるが、そんな吉原に昨年遊廓専門書店『カストリ書房』がオープン。吉原を表現したグッズを手がける『岡野弥生商店』と共に、遊廓文化を楽しめる新名所として注目を集めている。かつては“欲の塊の場”だった吉原が、今は日本のサブカルとして、女性を惹きつけている。
吉原に誕生した日本初の遊廓・赤線専門書店「カストリ書房」
遊廓や赤線跡探訪が趣味の渡辺豪さんが設立した『カストリ出版』の直営店。遊廓・赤線・歓楽街といった遊里史に関する本の出版や、現在では入手困難な資料を復刻させ、遊廓文化を発信している。リピーター客の9割がなんと女性!
店主の渡辺さんが全国の旧遊廓・赤線地帯を巡り、街景を撮影した写真集『遊廓紅燈の街区』10万円。1960年に台東区役所から発行された『新吉原史考』5000円など、古書も多数。
吉原LOVEから生まれた、みやげブランド「岡野弥生商店」
吉原で生まれ育ったデザイナー、岡野弥生さんが立ち上げた『新吉原』のグッズを販売。吉原の文化をユニークに表現したみやげ物は、できるかぎり地元の職人たちに手作りしてもらい、江戸の風情と職人技を今に伝えている。
ブランドマークのおっぱいが目を引く、江戸一文字型という珍しい形の「新吉原団扇」2160円。べっ甲で作られた「おなごかんざし」small 3万240円、big 4万1040円(すべて税込み)。
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