“芸能界最強の占い師”ゲッターズ飯田さんとの邂逅。【anan編集部リレー日誌】

2023.12.12
占い、それは未知の事象を知ることができる神秘の世界。信じる、信じないは自由ですが、みなさんは信じざるを得ない状況に立たされたことはあるでしょうか。今回、anan恒例の人気企画「恋と運命」にメッセージをいただくため、人気占い師・ゲッターズ飯田さんに取材をしましたが、そこでゲッターズさんの強力な占いと、飽くなき知への探究心に圧倒されることとなるのです。たかが占いと侮るなかれ。その本質は情報の蓄積と、学びの泉だったのでした。

最強たる所以と、学びの占いについて。

みなさんは、占いを信じますか?
占いのラッキーアイテムを身につけてその日を頑張ろうと思う人、逆に、神秘の世界に興味のない人もいると思います。
そして、意外と多いのが、そのどちらでもない、“結果がいい時だけ信じる派”の人。
例えば、朝の情報番組の占いコーナー。上位の時はしっかり意識するも、最下位だったりした日には見なかったことにして家を出てしまう。占い特集を初めて担当する私も、実はそのうちの一人でしたが、とある取材を通し、完全に信じる派へとシフトチェンジすることとなりました。

12月13日発売のananは、恒例の人気企画「恋と運命」の2024年前半編。私の担当ページは、あの”芸能界最強”と名高いゲッターズ飯田さんからのスペシャルメッセージ企画。対面での取材が決まったとき、人気企画を今年も行える喜びとともに、直接お会いして来年の運勢を聞くことへのワクワク感がありました。

取材当日は、都内某所のスタジオ、ゲッターズさんの番組の出番の前に時間を取っていただけることに。なんだか妙な緊張感に包まれる中、マネージャーさんとともにゲッターズさんがご登場! 挨拶をし、さっそく取材に…と席に着いたところ、ゲッターズさんは一言、
「さて、占いましょうか」
と白いノートを渡してくださいました。驚いている暇もなく、指示された通りに生年月日と名前を書き、ほんの数秒手相を見せると、ゲッターズさんはお持ちになっていた別のノートをめくり、なにやら調べていらっしゃるご様子。そして、私がどんな人間であるか、まるで古い知り合いかのように当て始めたのです。

念のため書いておきますが、本題の取材があるため、私に関してゲッターズさんが占いをしてくださったのはほんの2~3分。そして生年月日と名前、手相という少なすぎる情報しかないにもかかわらず、私が偏食であることや、部屋にものが多いことなどに始まり、小さなことから大きなことまでさまざまなことを言い当てられたのでした。

あまりの的確さに、はじめに抱いていたワクワク感はもはや驚異の域に。「最下位だったら信じない」、などという普段のようなことは、現状の私自身のことを言い当てられた時点で言うことができなくなりました。一体この力はどこから…? ともかく、占いってすごい!

さて、そんな前座があって聞く本題の取材。社会情勢が揺れ動く中、来年は一体どんな年になるのでしょうか。
ゲッターズさんの占いは、五星三心占いという独自のもので、おもに東洋占星術などをもとにした占いです。来年、干支は辰。十二支の中で唯一空想の生き物である辰であることから、「見えないところで力が働く年」になるそう。
たとえば、陰の努力が実を結ぶほか、仮想通貨やNFTなどを勉強しておくのも吉。どうやら、実在するもの以外にも価値を見出しておくとよいようです。

お話を聞く中で気づいたことがありました。それはゲッターズさんの知見の広さと、言葉選びの秀逸さ。東洋の占い、というと、古風な印象がありますが、見えないものの例としてあげられた最新の技術についてもかなり広くご存じなうえ、それを説明される時も矢継ぎ早に出てくる言葉に適当なものはまるでないどころか、一つ一つがウィットに富んでいる。これは当然ながら、ご本人が日々アンテナを張って意識的に学ばないと得ることができないものであり、プロフェッショナルたる証しでした。

来年は「学び」そのものが大きな力になる年でもあるそうですが、毎年大人気の占い本を執筆されるゲッターズさんご本人は、文章を書く教室に通っておられるそうで、ここにも驚かされるばかり。文章を生業の一つとされる方が学びを継続しているというのは、ただただ飽くなき向上心のなせる業でしょう。
占いとはもちろん神秘的なものですが、ゲッターズさんの占いの力の根源は、積年の学びと、それを継続するプロの精神のもとに成り立った”統計学”にも近いものだったのでした。
占いをあまり信じない、もしくは、今までの私のような、“結果がいい時だけ信じる”派だった皆さん、ぜひanan2377号で、占いの力を体感してみてください。(MI)

2377_リレー日誌

記事のため…と思いつつ、しっかり読み込んだ一冊。うーん、やっぱり当たっている!



立ち読み、詳細はこちらから
https://magazineworld.jp/anan/anan-2377/

ananwebでも今週の記事を配信しています。
https://ananweb.jp/