横澤夏子「10回目の結婚記念日も、このままだと忘れてしまいそう (笑) 」

2023.8.6
出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、アニバーサリーを把握している女性、「10年の節目を大事にする女」になりきり。

人生の年表を作って自分の歴史を振り返ろう。

yokosawa

看護師の友だちが、働き始めて10年というタイミングで仕事を辞めることに。一度立ち止まり、これから先のことをゆっくりと考えるそうです。話を聞いて、履歴書に勤続10年であることを書けるのはもちろん、新たな目標を立てようとしているところがすごいと思いました。新しい病院に行くか、資格を取るか、地元に帰るかなど、いろいろな選択肢がすでにあるようです。また、私は彼女のように節目について考えたことがなく、ただ仕事を続けてきたなと。きちんと意識をしておけば、一つのモチベーションになったかもしれないとも思いました。そうして自分にとってのアニバーサリーのような日を取りこぼしたり、さらりと流してしまうことは、仕事だけでなくプライベートにおいてもありますよね。生誕1万日記念日だって、いつのまにか過ぎていたし、10回目の結婚記念日を「スイート10」と言ったりしますが、このままだと忘れてしまいそう(笑)。だからこそ、記念日にプレゼントを渡し合うなど、きちんと忘れずお祝いをしている人たちはすごいし素敵だなと思います。ちなみに、一番身近なアニバーサリーは誕生日だと思いますが、そうしたタイミングで目標を立てると、「結局、今年も何もせずに終わっていくな…」という思いをすることなく過ごせそうでいいですよね。

まずは、自分の人生年表を作って歴史を振り返り、アニバーサリーがいつなのか、どのような記念日があるかということを把握してみることが第一歩に。「大きな仕事を任されたのはこの年か」「仕事を始めて10年目にこういうことをしていたんだ」と想いを馳せてみましょう。日頃から日記をつけたり、何かあった時にはメモをとっておくと、振り返る時に役立ちそうです!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。バラエティ番組やCMで活躍中。今年6月に第三子を出産。

※『anan』2023年8月9日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)