増やすのではなく“減らさない”時代へ 「金運の活かし方」とは

2019.6.18
個人の本質を見極め、時代の変化の波や人生の浮き沈みに柔軟に対応する術を教えてくれる“輝翔運命暦(きしょううんめいごよみ)”。ここでは、心の状態に大きく作用する金運をベースに、自分に合った“心豊かな生き方”を読み解いていきます。お話を聞いたのは、開運占術家・岩波れいみんさんです。
Fortune

自分と時代の運勢リズムを把握して、人生の浮き沈みの波を乗りこなす。

人生には、自然界と同様に四季のリズムが刻まれているものと捉え、運命上の四季のバイオリズムに応じて、それぞれの行動の指針を指し示してくれる“輝翔運命暦(きしょううんめいごよみ)”。個人の本質に合った生き方ができれば、運の波にも乗りやすくなるはず、と開運占術家の岩波れいみんさんが確立させた占術だ。

「生年月日によって明らかになるのが12の守護宮。それぞれにバイオリズムがありますが、それはまるで私たちに馴染みがある暦のよう。12年を1サイクルにして、春の3年、夏の3年というように四季の運勢が巡っていきます」

新しい物事が生まれるエネルギーに満ちた春、活動的な夏、実りを迎える秋、そして次の春に備え、気力や体力を整えておく冬…。こうした運勢のリズムに合わせた行動を取ることで、持って生まれた本質は輝きを増し、攻め時と守り時のタイミングも見極められる。例えば、冬はネガティブな一面としっかり向き合うことで、次なる春をバージョンアップした自分で迎えられる。季節に合った行動を取っていくと、四季を巡る螺旋はさらにスピードを上げ、上昇気流に乗ることができるというわけ。

「トラブルを怖がるのではなく、起こしやすい傾向を知り、対策を練られるのもこの暦の強みです」

さらに、自分が生まれ落ちた時代や社会全体に関わる、大運の影響も忘れてはいけない。「今、世の中は“大変革”の運気に包まれています。“変容”のスピードは一気に加速して、この流れは2021年まで続きます。古い価値観にしがみつく人と、新しい世界を求める人の二極化も顕著です。過去のやり方にこだわらず、自分らしく柔軟に対応していけば、時代運、そして自分の人生の運気にも味方され、その時その時の最善の恵みが受け取れます」

不安を煽る情報が氾濫する中、妄想が肥大化してネガティブな思考に陥ってしまう人も多い。「本質を見極める目と、自分らしい生き方をしっかり持っていないと、世間の負のスパイラルに巻き込まれやすくなるのです」

特に今、金運はシビアにならざるをえない時期。先行投資に喜びを感じたり、どんぶり勘定で過ごしている人は、時代にそっぽを向かれてしまうかも。「自分が本当に心地よいと思えることが最優先。その上で、情報の真偽を見極めるクールな目を持ち続けることが重要です」 たとえトラブルが起きても、不幸や不運と捉えず、そこから何を学び、どう人生に活かせるかを考えられれば、必ず心の余裕が生まれ、正しい選択ができるように。

【金運の活かし方】

時代の運気によって、お金との付き合い方にも違いが出る。

「10年ほど前はどんぶり勘定でも何とかなる金運でした。でも今はだいぶシビア。費用対効果を求められる時代なので、漠然と考えている人は金運に見放されます。厳しい話をすると、今持っている財が増えることは難しいでしょう。だからこそ、今以上に減らさないようにしないといけません。そのためには発想の転換が必要。使い方を変えれば、持っているお金の量が変わらなくても、豊かな気持ちになれるのです」

お金は自ら動けず、人が運んでくれるもの、と岩波さん。

「だから人間関係が良好であれば、金運も上がります。金運は私たちの暮らしを支える根底。消費すること、物欲を満たすことだけに注目せず、お金がもたらしてくれる幸せとは何かを考えましょう」

岩波れいみんさん 開運占術家。長年の鑑定と研究を経て、運命学とスピリチュアルを融合した新占術を確立。個人鑑定だけでなく、開運教室も開催。詳細はhttps://raymin.jp/とアメブロに。

※『anan』2019年6月19日号より。監修・岩波れいみん イラスト・ZUCK 取材、文・板倉ミキコ

(by anan編集部)

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