不倫のリスクを背負ってでも…「夫以外の男性としてみたい」アラフォー妻の葛藤
「夫以外の男性としてみたい」アラフォー主婦の葛藤
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『安本由佳のお悩み相談室』では、個人のインスタグラムで募集し、回答してきた3,000を超えるお悩みアーカイブの中から、ananweb読者の皆さまにもぜひ共有したい内容をピックアップしてお届けしています。
みなさまにとって、自分らしく幸せに生きるヒントになれば嬉しいです!
さて、今回ご紹介したいお悩みはこちら。
お悩み:38歳、子どもが一人います。結婚してすでに10年以上が経つのですが、夫との体の相性がよくありません。気持ちが冷めつつあるからなのか、夫も私もM気質だからか、夜の生活に満足がいかず…「夫以外の男性としたい」という欲望が溢れてきます。
38歳という年齢で需要があるのかどうかもわかりませんが、私はこの気持ちをどう処理すればよいでしょうか。(38歳・主婦)
どうしても性生活を充実させたいなら…
![セックス エッチ 相性 夫 夫婦 結婚 悩み](https://img.ananweb.jp/2024/02/02140516/AdobeStock_640348429.jpg)
結婚して10数年、特に大きな不安も不自由もなく過ごされていて、お子様にも恵まれている――相談者さんはすでに大きな幸せを手にしています。どうか、この大前提は忘れないでくださいね。
それでも性生活の充実がどうしても大切で、家族を裏切ることになっても夫以外の男性と関係を持ちたいというのであれば、女性用風俗を利用するとか既婚者専用のマッチングアプリを試してみてはどうでしょうか。
確認ですが、相談者さんは性欲を満たしたいだけで恋愛したいわけじゃないのですよね?
色恋を挟まない肉体のみの関係なら、金銭的解決を含め利害一致するお相手を見つけるのはそう難しくないと思います。
すべての行動は自己責任
ただし、多くの女性は体を許すと情も移ります。
最初は体の関係だけと思っていても心まで持っていかれる可能性は高いし、そうなると今以上に夫に対する気持ちが冷め夫婦関係が破綻する、さらに泥沼化すれば親権を奪われてしまうリスクだってあります。
行動を起こすのなら、最悪の事態も想定し、全てを引き受ける覚悟を持っておくことです。
相談者さんは主婦であり、大切な子どもの世界でたった一人の母です。
私には一瞬の快楽にこれほど大きな犠牲を払う価値があるとはまったく思えないのですが、大事なものは人それぞれですから…責任を負う覚悟があるというのなら止めません。
筆者紹介
安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営
慶應義塾大学法学部卒。2016年~2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」、モテ商社マンと港区女子の恋愛模様を描いた「恋と友情のあいだで(集英社)」がある。リアルな婚活市場を取材してきた知見と、特技の四柱推命鑑定を取り入れた親身なアドバイスで婚活サポート・結婚相談所も経営している。
不機嫌な婚活(講談社文庫)
恋と友情のあいだで(集英社)
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