運命の相手は夫じゃない!…新婚早々、女性が不倫にのめり込んたきっかけ【前編】
コンビニで、いつもは目につかないものが目に入り…
「なんとなくしっくりこないな~と思いつつも、交際10年目を迎える彼氏と入籍することに。コロナ禍が思ったよりも長引いてしまったため、式は挙げませんでした。
そんなある日、家の近くのコンビニに寄ったところ、とある占いの本が目に入りました。普段はあまり占いに興味がないのですが、なぜかその日はその本が妙に気になってしまい、買って帰ることにしたんです。
家に帰って早々にその本を読んでみると、『この時期に結婚はしないほうがいい。破局する可能性が高い』と書かれていて…。実際、新婚ではあるものの夫とはうまくいっているとは言えなかったので、『そうかもなー』と思いながら読んでいました。
ですが私はもともと占いを信じるタイプではなかったので、そのときはそれだけであまり気にしていなかったんですよね」
同僚に誘われた先で出会った彼に運命を感じ…
「そんなとき、職場の同僚からバーベキューに誘われ、特に予定もなかったので出かけてみることに。そこで既婚者である正志さん(仮名)と知り合いました。
正志さんとはなぜか初めて会った気がせず、その日中に意気投合しLINEを交換。その翌日からは毎日、他愛もない話を連絡しあう仲になりました。
会ったばかりの異性に対してそんな感覚を抱いたのが初めてだったので、『もしかして運命の相手?』なんて思うことも。そこで、気になって前に買ったあの本をもう一度読み返してみたら…」
いとも簡単にダブル不倫を開始…
「その本を買ったときには読み流していた部分に、『今年、新たに出会う異性の中にソウルメイトとの出会いがあるかもしれない』と書かれているのを発見。
そこで『もしかして運命の相手って正志さんなのでは?』と思ったんです。今考えると彼への気持ちを正当化するために、占いの言葉を拡大解釈しすぎていただけだったんですが…。
そうこうしているうちに正志さんから気持ちを打ち明けられ、私も正志さんのことが好きになっていたので交際をスタート。向こうも既婚者だったので、ダブル不倫の関係でした。
しかし、当時の私たちはそんなことを全く気にしていなくて。お互いに『やっと運命の相手に出会えたね』と盛り上がっていました。
デートは週2回、お泊まりは月1回。お互いに家庭がある身でしたが一緒に過ごす時間がとにかく幸せで、そのときの私は不倫のリスクを考えないようにしていたんだと思います。
そうやって、いつの間にか正志さんと過ごす時間が生きがいだと感じるほど不倫にのめり込んでいました」
不倫にのめり込んだ朱理さんを待ち受けていた“地獄”とは? 後編はこちら
結婚後わずか1か月で別の異性との恋に落ちた朱理さん。しかし、運命の出会いだと舞い上がっている裏では、人生の道をじわりじわりと踏み外していました。その後、本人も予想していなかったほどの地獄を見ることになったようです。
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※ 2021年5月30日作成