【第3話】まるでBar状態! サンフランシスコ図書館は、フレンドリーすぎ!!

2015.1.15 — Page 4/4

ナンパ野郎をかわす。

「調子はどう?」から始まり、「今日は図書館って何時まで開いているんだっけ?」「次はいつくるの」、そして「ちょっと気晴らしにコーヒーでもどうかな?」に至るまで。

「ここは、barですか? えっと、私語厳禁の図書館ですよね」という気分にならなくもないのですが、「ネイティブとのリアルな英会話が出来る」というメリットはあります。ヒスパニック系やユダヤ系、アフリカ系の人たちなど、語学学校では出会えない人たちと会話できるからです。

けれども“和をもって尊しとせん”という大和魂が過ぎたのか、丁寧にそれぞれの会話に応じていた結果、まったく新聞が読めなくなり大ピンチに!

そこでお馴染みの社交(?)メンバーの目を避けるため、スパイのごとくメガネをかけて扮装してみたり、時間をずらして通ってみたり…。奇妙な行動をとっていたら次第に「いったい何をやっているんだろう、私…」と疲れてきてしまいました。

そこでとった対策は、図書館を全館ぐるり周って見つけ出した、4階の『JOBS&CAREERS CENTER』という秘境ゾーンにこもること。

お気に入りの場所(CITY HALLが見渡せる)。
お気に入りの場所(CITY HALLが見渡せる)。

ここは文字通り求職対策関連の本や資料が集まる場所ということもあって、比較的シリアスなおじさま達が静かに資料を読み耽るセクション。窓からの市役所の眺めも美しい穴場です。

また話しかけられても「今は新聞を読んでいますので。ごめんなさい」との断りも重要。

サンフランシスコ生活5週目にしてようやく、ここで生きていくにはきちんと自分の意思を伝える必要がある。衝突を避けるあまり曖昧にしたり、逃げていちゃいけない、と学んだのでした。

SEE YOU!

SEE YOU1

 

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PROFILE

土居彩

編集者、ライター。14年間勤務したマガジンハウスを退職し、’14年12月よりサンフランシスコに移住。趣味は、ヨガとジョギング。ラム酒をこよなく愛する。目標は幸福心理学を学んで、英語と日本語の両方で原稿が書けるようになること。

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