彼が結婚したくなる! プロポーズを引き出す「彼女からの効果絶大なフレーズ」

文・浅田悠介 — 2022.10.14
SNSで「フォローすると恋が叶う、オンライン恋愛神社」と呼ばれるマジシャン出身の恋愛コラムニスト・浅田悠介さんの最新刊『ラブスペル 恋を叶える魔法のフレーズ111』から、恋愛トークのフレーズ&魔法の秘密を3回にわたって徹底解説します。3回目はプロポーズに導くキラーフレーズ!

彼が結婚を決意する、女性が言うべきフレーズを教えます!

【ラブスペルby浅田悠介】vol. 3

初対面や初デート、告白、プロポーズなど、恋愛のさまざまなシーンでは、相手とどんな話をしたらいいのか正解がわからなくて不安になるもの……。好きな気持ちが空回りするあまり、言葉を選びすぎてあまりしゃべれなかったり、なぜか逆効果な言い方をしてしまうことも。しかし逆に言えば……たった一言で、彼の心を独り占めできるということ!

今回の恋の呪文:「あなたの挑戦も応援する。ただ立派な暮らしをしたいんじゃなくて、一緒にいられたら幸せなだけなの。この気持ちはわかってくれたら嬉しい」


vol3

「ラブスペル」とは、そのまま唱えるだけで相手の心をつかむ”恋の呪文”のこと。今回は、プロポーズのシーンで知っておきたいラブスペルをご紹介。暗記するには長いフレーズなので、ポイントを押さえて頭に入れておくこと。話すほどに好かれる、恋愛術の秘密をお教えしましょう。

男心を包みこんで結婚したいと思わせる!

結婚に向けて、彼の背中を押したいときに唱えましょう。
結婚について語るときに「まだ夢や仕事が落ち着いていないから」と、彼がためらいを見せるときがあるでしょう。言葉にしなくても感じるときはあるはずです。

そんなときこそ唱えましょう。あなたの不安や葛藤も理解したうえで、重荷にならない形で、結婚したいと伝えるのです。

このラブスペルの意味を──奥に隠れた男心を──しっかり噛み砕いて理解してください。本当の意味で唱えられるようになると彼の心をとろけさせることができますよ。

彼への理解を示しながら冷静に伝える

ほとんどの男性は“何者かになるまでは、結婚をすべきではない”という強迫観念を抱えています。
何者かになるとは、自己実現を達成させることです。いわば夢を叶えたり、有名になったり、独立して起業したり、収入や貯金が安定したり、出世をしたり──などです。

自分を許せるくらいには大人になれたときに、はじめて結婚という“一人前の行為”が許される気がしているのですね。しかし女性側からすると、そんなことを言われても困りますよね。いつまで待てばいいかわからないのですから。

そこで“私はいまのあなたのことが好きなのです。それ以上は望んでいません。もちろん挑戦は応援します。だから何者かになってから結婚するのではなくて、結婚して、二人で何者かになる道を歩みましょう”と提案するのです。
彼にとっては、はっと新しい考え方に映ることでしょう。

何者かになるまでは、結婚できない

この“強迫観念”に対して、彼は、常に居心地の悪さや罪悪感を抱えているものです。身勝手な欲望のせいで──まだいまではない──恋人の結婚願望に応えられないことを痛感しているから。女性にはピンとこないかもしれません。しかし、この衝動に突き動かされている男性は多い。逆に言えば、男性の意味不明な言動は、この衝動を理解すると読み解けます。


浅田悠介(あさだ・ゆうすけ)
マジシャン&恋愛コラムニスト。19歳でマジックの最高峰「The JAPAN CUP 2010」で審査員特別賞受賞。自身の考案したトリックが米国の専門誌「MAGIC」に掲載される。日本催眠心理協会認定催眠心理療法士。歌舞伎町文学賞特別賞受賞。SNSフォロワー25万人。
心理学や生物学を駆使した独自のメソッド・恋愛認知学を研究。その研究に基づいた恋愛コラムが女性向けWEBメディアで累計1000万PVを記録。
2022年10月6日発売の最新刊『ラブスペル 恋を叶える魔法のフレーズ111』(マガジンハウス)が話題沸騰中。

https://www.amazon.co.jp/dp/4838732104/
林友香カバー+帯_入稿

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