フレッシュ! HYBE発、新人ガールグループILLITがついにデビュー!

(P)&(C) BELIFT LAB Inc. — 2024.3.27 — Page 1/2
韓国のサバイバル番組『R U Next?』で選抜された5人組ガールグループILLITが3月25日にデビュー! ソウルで開催されたデビュー記念メディアショーケースの様子をレポートします。

日本人メンバーも! ENHYPENが所属する、BELIFT LAB初のガールグループ

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【ペンになってもいいですか!?】vol. 198

ILLITは、HYBE LABELSのひとつであり、ENHYPENも所属するBELIFT LAB初のガールグループ。K-POP第5世代ガールグループとして、日本人メンバー2人を含む、YUNAH、MINJU、MOKA、WONHEE、IROHAで構成されている。

スタイリッシュかつ高い音楽性、コンセプチュアルな世界観…と、リリースされるたびに多くの注目を浴びてきたLE SSERAFIMやNewJeansに続いて3番目のガールグループということで、デビュー前からたくさんの関心が寄せられていた彼女たち。ILLITは、自分の感情に正直に、目の前のことに最善を尽くし、好きな何かのために没頭して突き進むという、“私たちが眺める世の中”をリアル10代の感性で表現していくというコンセプトをもっているそう。

サバイバル番組『R U Next?』で、グループ結成までの道のりを固唾を吞んで見守ってきたファンとしては待望の日となったこの日、メンバーもその瞬間を共に楽しみ、喜ぶようなフレッシュで伸び伸びとした姿が随所に光るショーケースとなった。

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ショーケースは、ソロのフォトセッションからスタート。リボンやバラがあしらわれた、ホワイトやペールピンクの衣装に身を包み登場した5人は、初お披露目ということで、どこか緊張した表情を浮かべつつも、愛らしい笑顔をカメラに向けていた。ハートを作ったり、タイトル曲「Magnetic」にちなみ、両手の人差し指と小指で、N極とS極がくっついたり離れたりする“磁石”をイメージしたキャッチーなポーズも披露!

ソロ、グループフォトセッションを終え、続いてはグループとして最初の挨拶に。デビューの感想をMCから聞かれると、

「小さい頃から、ダンスをして、歌を歌うことが大好きだったのですが、このようにILLITのメンバーとして舞台に立てて本当に幸せです」(YUNAH)

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YUNAH

「ILLITのメンバーになってから、毎日を感謝しています。長年の練習生期間で、準備してきたものを披露できることが幸せです」(MINJU)

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MINJU

「頑張って準備したので、今日ドキドキした気持ちでこの日を待っていました。5人の声で歌を聴かせることができて幸せです」(MOKA)

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MOKA

「このメンバーと一緒にデビューすることができて感謝しています。初めてであるだけに、ドキドキした気持ちでこの場に立ちました」(WONHEE)

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WONHEE

「デビューする日を待ちながら頑張りました。いよいよデビューすることができて、嬉しくてドキドキしています」(IROHA)

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IROHA

ときおりメンバー同士、眼差しを向けながら、感謝の気持ちと待ちに待ったデビューへの喜び、そしてこれからの活動への期待感に胸を膨らませる言葉を語ってくれた。

ILLITというグループ名について聞かれると、「ILLITは、自主的で前向きな意思を持っている“I WILL”と、特別な何かを意味する代名詞“IT”を合わせた名前です」とYUNAH。“IT”と“WILL”ふたつの単語の中に入る動詞によって、“何でもできる”という大きな可能性に溢れたグループ名とのこと。そしてそれと同時に、“これから彼女たちはどんなふうになっていくのだろう?”と期待を思わずしたくなるような名前だ。

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続いて、ILLITのアイデンティティをイメージしたコンセプトムービーが流れた後、デビューミニアルバム『SUPER REAL ME』のタイトル曲「Magnetic」のMVが公開。

MVでは、ミニアルバムを通じて語られる“私の本当の物語が最高の物語である”というメッセージを、幻想的に、そしてドラマティックに描く。リアルな10代のときめきや衝動に溢れ、軽やかな中に、“私”としての芯がチラリと覗く。「Magnetic」は、好きな人に強く惹かれる心情を“大きな磁石になったよう”と表し、クセになるフレーズとリズミカルなメロディーが印象的な一曲。そんなMVの興奮冷めやらぬまま初披露となった「Magnetic」のステージでは、ギャザーがたっぷり入ったミニワンピースや、ショッキングピンクとハートのプリントが目を惹くコーディネートなど、ピンクがポイントになったスーパーキュートな衣装で登場! 

腕を絡めて並んだり、手を繋いでダンスをしたり、区間ごとに各々ポーズや表情を変えたりと、ポップでキラキラとしていて、“今この瞬間を全力で楽しむ”というマインドが多くのモーメントで伝わってきた。秒を重ねる度に繰り出されるハツラツとした表情やダンスから放たれるのは、物おじしない、伸び伸びとした超ポジティブなガールパワー! 

この曲は、バン・シヒョク統括プロデューサーと共に、10代のプロデューサーが参加することで、よりリアルな10代の感性を溶け込ませているとのこと。また、磁石のポーズのほかに、好きなものに浮かれて飛び跳ねる姿を表現した“ブンバンダンス”は、実際にメンバーが遊んでいる様子を元に作られたそう。

どこに飛んでいくか読めない、スーパーボールのように弾む心の動きを表していて、とにかくハッピーな瞬間が満載! 随所にちりばめられた、“SUPER REAL ME”な要素を探すのも楽しい。

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続いて披露されたのは、ミニアルバム1曲目に収録された「My World」。神秘的でユニークなリズムのイントロから始まり、水の中で心地よくたゆたいながらリズムに乗り、ILLITの世界に没入していく、そんな中毒性のある曲だ。会場ではシャボン玉が舞うという、ファンタジックな演出も! 

メディアによる質疑応答では、サバイバル番組『R U Next?』後、成長した部分や今後の目標についての質問が。

「『R U Next?』のときは、練習生になって間もなかったので経験を学ぶときでした。なので、ぎこちなくて照れたりする部分も多かったです。でもデビュー組になって、メンバーたちと6か月間練習しながらチームワークを高めることができて、自ら練習する方法を学ぶことができました。その過程で自信がついて、見せたい部分が多くなりました」(WONHEE)

メンバーとの絆を深めながらもデビューを果たしたILLIT。大きな目標のひとつは、音楽番組の1位を「Magnetic」で取ること、さらに今年の新人賞を獲得することだそう。そして、「5世代ガールグループといえばILLITだと言われるような、愛されるグループになりたい」(IROHA)と率直で熱い思いをキラキラした目で語ってくれた。

ショーケースを通して、印象的だったのは、フォトセッションでは緊張した表情を浮かべていた彼女たちが、ステージでは、とにかく楽しそうに堂々とパフォーマンスをしていたこと。

「チームの魅力は、どんな瞬間でも没頭すること。舞台を楽しむ姿、舞台の外でも、没頭しながら遊ぶ。そんなありのままの姿を見せたいです」(MINJU)と言っていたように、等身大でリアルな姿をたくさん見せてくれるのだろうと感じさせる、これからのグループの未来へのときめきに溢れたステージだった。

早くも5月には日本でのイベント参加が決まり、日本のファンとも会う機会が増えるILLIT。次はどんな彼女たちに出会えるのか、期待せずにはいられない。

Information

https://illit-official.jp/