【梅雨のだる重解消!】免疫力UP入浴法と「肩こりストレッチ」 【動画】

2016.7.5 — Page 1/2
雨が多いこの時期は、湿度や気温差により体調を崩しがち。そこで、免疫力UPを望める入浴法と、肩こりに効果的なストレッチをご紹介します♪

【美人の作り方MOVIE】vol. 9

梅雨は不調になりやすい

ジメジメした湿気で蒸し暑かったり、雨が降る日はとても寒く感じたり。この季節は天候の関係で自律神経を乱しやすく、体調を崩してしまう方が多いようです。十分な睡眠やバランスのよい食生活を続けても、なかなか良くならない方のために、今回は、Flura代表、ナイトケアアドバイザー小林麻利子が、免疫力アップ入浴法と、この季節に多い肩こり対策ストレッチをご紹介します。

免疫力を高める入浴法を行ってみましょう!

入浴は、簡単に自律神経の調整ができる代表ツール。数ある入浴法の中でも今回は、免疫力が格段にアップする、「HSP70増強入浴法」をご紹介します。

HSP70(ヒートショックプロテイン)とは、様々なたんぱく質の誕生から分解までサポートしながら、ストレスや体調が優れない時にはその量を増強させ、防護や処理をするたんぱく質です。疾患や傷の治療スピードを速めることができる優れものなので、体のリカバリーを行い、毎日の健康を底上げしたい方はぜひとも増強しておきたいですね。

小林流!「HSP70増強入浴法」

HSP70は様々な分野で研究され、増強するための入浴法が確立されていますが、今回は、筆者経営の生活習慣改善サロンの生徒さんで効果の高かった入浴法をご紹介します。

①お湯の温度は、40~41度に設定し、好きな入浴剤を用意します。浴室に持って入る用の、A.(タオル、常温の水、基礎体温計)を用意しておきます。お風呂から出たときに、すぐに体を拭いて着衣したいので、B(タオル、下着、バスローブ、パジャマ(長袖長ズボン)等)は脱衣所のすぐ手の届くところに用意しておきます。お風呂に入る前に、基礎体温計で体温を測っておきます。

②湯舟に入る前に、足や手の先からシャワーをかけた後、5分ほど湯舟に入ります。湯舟に浸からず、③に進んでいただいてもOK。

③洗髪します。体は、湯舟に浸かるときに、ほとんどの汚れが取り除かれるので、この時点で石鹸等で洗う必要はありません。

④用意した、A.を浴室に持参し、湯舟に浸かります。鎖骨あたりまで浸かるようにしましょう。
目安は40度で20分、41度で15分ですが、適宜、基礎体温計で体温を測り、お風呂に入る前よりも、2度近く上がっていれば、湯舟から上がりましょう。例えば、お風呂に入る前に36.0度であれば、38.0度になっていればOK。適宜水を飲みながら浸かってくださいね(水を飲んだ直後は口の中が冷えているので体温を測らないように)。

⑤最後に、角質の多いかかとや、湯舟に浸かりきらなかった首やデコルテあたりを、石鹸で軽く洗い流します。

⑥浴室の扉をあけ、脱衣所に用意しておいたタオルですぐに体を拭きます。バスローブがある方はバスローブを、ない方は、長袖長ズボンのパジャマ(汗をかくのでパジャマでなくてOK)をすぐに着衣します。とても暑い状態なのですが、冷たい飲み物やクーラーや扇風機は一旦我慢して、10分~15分、椅子に座る等して待機します。

⑦保温中は汗がだらだら流れても、この汗はサラサラしているので手でなじませる程度で良いでしょう。保温後、汗が気になるようであれば、シャワーで洗い流します。服を着替えるなどして、そのあとは、いつも通りに過ごします。

これらを週2回繰り返してみましょう。ただし、次の注意点に気を付けて行いましょう。

※注意点
・生理中や就寝直前は控えるようにしてください。
・入浴中、気分が悪くなった方は、すぐに中断してください。
・水を適宜飲みながら行ってください。
・立ちくらみがある方は、控えてください。

続いて、この時期に酷くなりやすい肩の凝りをほぐすストレッチをご紹介します。