【安眠と美脚が一度に♪】内ももを引き締めながら「夜の睡眠の質を高める」方法【動画】

2016.5.21 — Page 1/2
20代~30代女性の集まるアンアン総研メンバーの平均睡眠時間はなんと驚愕の5.8時間! 短時間睡眠が及ぼすコト、適した睡眠時間と質についてを詳しくお伝えし、深い睡眠につながるエクササイズをご紹介します! 美脚にもなりますよ♪

【美人の作り方MOVIE】vol. 6

皆さんの睡眠時間は何時間でしょうか? anan総研200人のアンケートによると、平日の睡眠時間が平均5.8時間という衝撃の結果に(2016年1月anan総研調べ)。これは、厚生労働省の調査よりも大幅に短い睡眠時間です。

仕事やプライベートにと忙しい時期だから仕方のないことかもしれませんが、それでも、体にかかる負担は大きいものです。今回は、ご自身の体を労わる必要性と、睡眠の質を高くするための日中に行う「カモメの内ももエクサ」をナイトケアアドバイザー・パーソナルボディトレーナーの小林麻利子がご紹介します。

睡眠時間は最低6時間半は確保

anan読者世代は20~30代。仕事や家事に忙しい女性が大半であるため、自宅で自由に使える時間は多くはなく、その結果睡眠時間を削ることになるのでしょう。

とはいえ、睡眠時間が短くなれば、太りやすくなったり、医療機関の利用の増加、脳神経への影響等が及ぶことは様々な研究で明らかになっています。今回のanan総研の統計ではその睡眠時間に基づく体の不調は調査されていないようですが、恐らく既に何らかの症状が出ているか、もしくは今後出る可能性があるのではないかと考えられます。

ちなみに、米国の100万人以上の追跡調査では健康に支障をきたさない睡眠時間は6時間30分~8時間未満(2002年調査)。翌朝気持ちよく1日をスタートできるよう、起床時刻から逆算して、最低6時間半は確保ができるよう、就寝時刻を設定しましょう。

自分を守れるのは自分だけ

多くの女性を指導する中で、どうも「頑張りすぎる」方が多い傾向があります。昔から日本では、我慢することや努力することが素晴らしいものとされてきました。

それは自分の成長に繋がるため良いことのように感じますが、ご自身の体を犠牲にしてまで働く必要性はどこにあるのでしょうか。責任があるから、私が早く帰宅したら周りの人に迷惑をかけるから、やる気がないように見えるから……様々な声が聞こえてきますが、万が一自分の体を壊した時、誰が自分の体を守ってくれるのでしょうか? その時、会社は責任をとってくれますか? いいえ、守れるのは自分自身だけなのです。

女性の体は男性とは違うことを理解する

毎月の月経は、将来子供を生むために必要なもの。このサイクルを機能させるために、脳や卵巣から様々なホルモンが分泌します。そして、これらホルモンの分泌タイミングにより生理中、前、後では、心と体にかかる症状には確かに違いがあり、私たち女性は身をもって感じることができるものです。

こうした月経による体のサイクルや調子を無視して男性並みに働くことで、内分泌系や自律神経系がうまく機能せず、生理痛や生理不順、不妊、そして頭痛や肩こりなどといった症状が出てしまうことが考えられます。何事にも頑張る女性は素敵ですが、それがあなたの体や心を乱す原因になっているかもしれませんね。睡眠時間を削らなければならないほど仕事や趣味に没頭するのではなく、自分に必要な睡眠時間を確保し、その睡眠の質を高めるための過ごし方をすることで、健康と美を手に入れることができるのです。ぐっすり眠るには、日中の活動がカギとなります。次は動画で、美脚効果にもつながるエクササイズをご紹介します。