anew writer harako

仕事でどうしても納得いかない! 自分の意見は飲み込むべき? 言うべき?|楽しみながらキャリアアップ♪ #21

2017.2.20
フリーランスで活動するライター&コラムニストharakoが自身の経験で学んだ、女性の働き方についての連載です。第21回目は、仕事をしていくなかでどうしても飲み込めない時の対処法について考えてみます。

ダイレクトに届く、意見

【楽しみながらキャリアアップ♪】vol. 21

企業に勤める働き方と、フリーランスで大きく違う点は、自由度ではないでしょうか?付き合う人間関係や仕事内容も、極論で言えばすべて自分で選択することが可能。

いっぽうで、ダイレクトにクライアントからの意見が刺さることも、避けては通れません。企業に勤めていたとしても、クレームや仕事でのトラブルに遭遇することはあると思いますが、自ら仕事を打ち切り!なんてことは難しいのが事実。

フリーランスは、自分が請け負えないと判断した時には「辞退する」選択肢があるため、人によってボーダーラインを見つける必要があるのです。

自分だけのルールを持つ

仕事を進めるなかで、どうしても納得できない!という場面に出会った時のこと。「これは仕事なんだから、我慢して大人対応をしなければ」と理性を保つ自分と、「果たしてこれを継続させて、生産性があるのだろうか」なんて揺らぐ瞬間があります。

仕事を獲得するのは容易ではないのと同時に、感謝しなければならない。そう感じるいっぽうで、心からその仕事に取り組みたい!とワクワクするものがなければ、一生懸命エネルギーを注ぐことは難しいと思うのです。

そこで私がいつも意識しているのは、飲み込めないことは、意見として改善案とともに提示するということ。言われたことやリクエストに全て答えることができれば、それに越したことはありませんが、限られた時間や能力を分担するには天秤にかけざる終えない時も必要です。

「私はこう思っている」という意見を、真正面から返すことも仕事の一環だと思います。

方向性が合わないと感じたら…

とは言っても、相手も人。同じ価値観や方向性ではない時には、どれだけ意見を交換したり説明しても共感しあえないケースもあります。

そんな時はムリに継続させるより、足並みが揃いやすい方を選抜することでクライアントにとっても、自分にとっても良い関係だと思うのです。たまに「依頼されたら断ることができなくて…」という方もいらっしゃいますが、個人的には断ることも大切。

オールマイティにこなす意識より、“私にしかできないこと” を貫いた方が、オリジナリティに繋がるのではないでしょうか。