anew writer harako

【適職ってナニ?】ブログ未経験の私がライターになったわけ。楽しみながらキャリアアップ♪#1

2016.11.16
フリーランスで活動するライター&コラムニストharakoが自身の経験で学んだ、女性の働き方についての連載です。第1回目は私がなぜ今このように物書き業をしているのか?という経緯からお話してみたいと思います。

「好き」だけでは、仕事にならないと知った

アタシ、何の仕事にやりがいを見いだせるの?
アタシ、何の仕事にやりがいを見いだせるの?

【楽しみながらキャリアアップ♪】vol. 1

私は現在フリーのライター&コラムニストとして活動していますが、元々物書き業を目指していたというわけではありません。

小さいころから吹奏楽の道を志し、大学では管楽器を専攻するという今の自分とはかけ離れたことを学んでいたんですよね。特に私が担当していた楽器は「ユーフォニアム」と言って、とてもマニアックなもの。同じ楽器を続けていたので自分のなかではメジャーなはずのものが、社会に出たときに「これ、何??」と珍しそうに質問されるばかりでした。

「自分が好きで知っていても、多くの人は私の楽器を知らないんだ」と、現実を受け入れるのに時間がかかったのを今でも覚えています。「私が今までやってきたことって、いったい何だったんだろう…」「仕事にしたくても、好きだけじゃ対価は得られないんだ」。そんな大きな壁にぶち当たった私は、何か自分でスキルが欲しい!知識が欲しいという欲求が芽生えたんですよね。

そこで、楽器を触ることしかしていなかった私が、思い切って別ジャンルの美容系の資格を取ろうと決心。毎日6時間の勉強時間を半年間続けて8個の美容・健康資格を取得するのと並行して、WEBスクールに通い何もない知識を少しづつ増やしていきました。“自分が変われば、周りも変わり環境も変わる” という体験をしたのも、ちょうどこのタイミングだった気がします。

後先考えずに動いた結果、私を待っていたのは文章で対価を得るというお仕事でした。

両親ですら予想していなかった、物書き業

まさか私が文字を操るなんて。
まさか私が文字を操るなんて。

いくつか資格を取ったあるとき、たまたま1つの協会から資格保有者向けの求人が来たんです。「在宅OK、美容ライター募集」って。

募集先の会社は東京でしたが、私は地方在住の身。でも在宅でお仕事ができるの?とライターならではのノマドスタイルに慣れないなか、とりあえずやってみよう!の精神から未経験にも関わらずトライしたのがきっかけでした。自分が元々ニキビ肌だったので、美容のジャンルには興味があり、勉強するのも苦にならなかったので、徐々に悩んでいた理屈が溶けていくと、もしかして同じ気持ちを抱えている人がいるのでは?という共有願望が出て来たんですよね。

手探りで美容記事を書き始めて、だんだん自分の価値観や想いなどを出すように。インタビューや取材を生かして原稿を作るなど、次第に広がっていくお仕事に一番驚いているのは私自身です。学生時代は本すら読まなかった私が、なぜか文章をお仕事にしていることに両親もびっくり。実家を離れていても、私が更新するブログを見ながら応援してくれています。自分が気づかなかったことが、仕事になり得るんだなと新しい自分に出会えたときでした。

自分では分からない、適職

ドキドキするけど思いのほかイケるかも♪
ドキドキするけど思いのほかイケるかも♪

この経緯から私が学んだことは、自分に何が向いていてどんなことが仕事になるのか?は「やってみなきゃわからない!」ということ。もしも私があのとき、「やったことないし…」と始めから諦めていたら今の私はありません。こうして自分の想いを発信することも、なかったことでしょう。自分の天井は自分で勝手に作っているだけ。

もしかしたら思いがけないきっかけが、人生の方向をガラリと変えるかもしれません♡