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【新年度、さっそく嫌われてない?】心が満たされる人との接し方|あいらぶ♡ストレスフリー人生 #16

2017.4.12
自由でのびのびとしたライフスタイルを愛するライター&コラムニストharakoが、より笑顔いっぱいで生きられる人生観について連載中です。16回目は人間関係を作る際に、「良いところを見る」習慣についてご紹介したいと思います。

誰にでもある長所と短所

【あいらぶ♡ストレスフリー人生】vol. 16

人間関係で悩んだとき、ふと思うことがあります。自分の背中は見えないけれど、人のことはよくわかってしまうということです。特に短所の方を中心に。

完璧な人間はいないと頭でわかっていても、どうしても黒に目を向けてしまう。そんな自分の儚さに気づいてしまったら、少しだけ見方を変えてみてはいかがでしょう。

ストレス軽減の糸口は、視点の違いなのかもしれません。

黒を見ても、キリがない

“人の不幸は蜜の味” と表現されるように、人の噂や悪評は話題性があるもの。「ねえ、知ってた?」と風の噂で回ってきた、あの人の話に耳を傾けてしまい、つい盛り上がってしまった経験はないでしょうか?

私が非常に感じることは、黒という色は、何を混ぜても黒のままだと言うことです。つまり、「この人のココが苦手!」をずっと見ていても、何も変わらないのと同時に、黒がさらに漆黒になるだけ。せっかく人と接するならば、カラフルな色みを楽しんだほうが、気持ちが豊かになると思います。

白は気持ちを豊かにする

逆に言い換えると、人には必ず良いところがあります。自分にはない考え方や知性、外見美もそのひとつでしょう。たった一度の人生では、自身が経験できることはほんの僅か。多くのできごとは、人さまから教えてもらうことが多いと感じます。

もしも今、黒をみてストレスを抱えているならば、その人にしてもらって嬉しかったことはありませんか? その人の美しいところはありませんか? もう一度思い出してみてください。

白は、どんな色を混ぜても発色する、魔法のカラーなのです。

多少の美化がストレスをなくす

黒を見ないで、白をみるほうがストレスを感じない。この話をすると、「ちょっと相手を美化しすぎじゃない?」と言われることがあります。しかし、人間関係において美化することは果たして、悪いことでしょうか。

「自分の周りには、良い人ばかりだな」「縁に恵まれている」と感じて生きていたほうが、黒を見続けてストレスを抱えるより、何倍も気持ちが豊かになると思うのです。時には、良い勘違いも必要。

同一人物でも、視点を変えるだけで、今日から笑顔で接することができると思います。


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