かわむら あみり

結局、退会しました…ジムで出会った「二度と関わりたくない最低な男性」

2023.4.14
婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第138回は、なにげなく通い始めた趣味の場で、思いがけずイヤな思いをしてしまったというエピソードをお届けします。

1. 好みの女性にだけ親切にする 

スポーツクラブ ジム 最低 最悪 いや 男性 特徴 体験談 エピ

【結婚引き寄せ隊】vol. 138

恋人探しをしていなくても、男女問わず、いつどこで誰と知り合うことになるかはわからないものです。たとえば、趣味の集まりに行けば、同じ意識を持つ人と意気投合することもあるでしょう。でも、下心なく健康のために通うようなスポーツクラブで、思いがけず出会った相手からイヤな思いをしたという場合も…。今回は、スポーツクラブで起こったウンザリしたエピソードをご紹介します。

まずひとつめは、海外から日本でも展開されるようになった、ちょっとセレブ向けのフィットネススタジオに通っていたAさんの話から。そこは、グループで受けるパーソナルトレーニングがメインのところのため、ひとつのスタジオにレッスンを受ける会員が集合するシステムだったそうです。

毎回、手を抜くことができない高強度のワークアウトを行なっているため、Aさんはいつも汗びっしょり。あるとき、いつもの時間に用があったため、違う時間帯のレッスンに参加したそう。すると、新しく入ったと思われる若手のコーチが、そのクラスを担当していました。そのスポーツクラブでは、ルールとしてレッスンの5分前にはスタジオの前に会員が集合して、これから行うワークアウトについて、コーチが説明します。

Aさんが参加したクラスでは、若手コーチが、ささっと手短に説明を行いました。でも、いつものクラスのベテランコーチだと、もっと丁寧に説明があるのにと、若手コーチの短い説明に違和感を覚えたとか。ふと若手コーチを見ると、コーチと同世代の女性会員に「わかんないことあったらいつでも聞いてね〜!」と、超至近距離で声をかける姿を目撃。

最初はただ単に、若手だからあえてくだけた接客で、近くにいた会員に声をかけているのかと思いきや、若手コーチが気にかけているのは同世代のその女性会員だけ。レッスン中も、「◯◯さん!(女性会員の名前)」と笑顔を振りまいているコーチ。

わかりやすく私情を出すような若手コーチからレッスンを受けたくないな…とAさんは思いながらも、「健康のために来ているだけだから見なかったことにしよう」と、若手コーチが好みの女性にだけ親切にする姿を横目に、最後までレッスンには参加しました。

でも、やっぱり気分は良くはないということで、以降は絶対にその若手コーチのレッスンを受けなくなったそうです。コーチといえども人間ですから好き嫌いもあるかもしれませんが、会員は会費を払っているんだから、レッスン中ぐらいは浮かれないでほしいものです。

2. 名簿を見て手紙を送ってくる 

スポーツクラブ ジム 最低 最悪 いや 男性 特徴 体験談 エピ

続いては、昔、通勤途中の駅にあるスポーツクラブに通っていた、Bさんのお話。そこでは、筋トレのマシーンがフロアにずらりと並んでいて、奥のほうに行くと、会員専用のプールやジャグジーバスなどがあるようなスポーツクラブでした。

Bさんは、あまり残業がなく早く帰宅できそうなときには、帰宅時にスポーツクラブに寄って、軽く筋トレしてから家路へと急いでいたそうです。あるとき、仕事が忙しくなって、しばらくスポーツクラブに行けなくなったときがありました。朝早く家を出て、夜遅く帰ってくるような毎日で、一人暮らしの家のポストさえも、まったく開けることなく放置していたのだとか。

だんだんと仕事が落ち着いてきたある日、そうえいば見てないな、と何気なくポストを開けてみると、大量のチラシの間に一通の手紙がまぎれていました。「誰からだろう?」と、さっそくその場で開封してみると…なんとスポーツクラブのスタッフからの直筆の手紙が。

しかも、「スポーツクラブに通っているあなたのことが気になって…」という内容にゾッ。さらには、「一度、ふたりで会いませんか?」などと書かれていたため、その場で手紙を破り捨て、即効スポーツクラブの退会手続きをしたそうです。

退会後は、追い回されるようなことはなく、大事に至らずに済んだエピソードではあるものの、まだそれほど個人情報の管理が厳しくなっていない頃の話とはいえ、会員の住所を勝手に調べて手紙を送りつけてくるスタッフって…。いまなら、犯罪として厳重に対処される話ゆえに、モラルのない人の話には驚きます。

3. 聞いていないのに教えたがる 

スポーツクラブ ジム 最低 最悪 いや 男性 特徴 体験談 エピ

最後は、聞いていないのにやたらと教えたがるスポーツクラブのスタッフのエピソードです。Cさんは、働き始めてからまったく運動しなくなり、リフレッシュを兼ねて大手のスポーツクラブに通うことにしました。

そこは数々の筋トレマシンや、プールはもちろん、バラエティ豊かなスタジオレッスンを行なっているスポーツクラブだったので、「楽しそう」と思って入会したのだそう。とはいえ、それまで一切スポーツクラブに入ったことがなかった女性は、多くの人に混じって行うスタジオレッスンやプールに入るのは勇気が必要だったため、ひとりでもできる筋トレから始めることに。

入会時に教わったマシーンの使い方を思い出しながら、筋トレをし始めたそのとき、どこからともなく男性スタッフがやってきて、「そのマシーンはこうやってやるといいですよ」と使い方を再度レクチャー。内心、前に聞いたからわかるよ…と思いながらも、汗を流す様子を見られるのにも気恥ずかしさがあったCさんは、「わからないときは聞きますので」と違うマシーンへと移動したそうです。

黙々と筋トレがしたくて移動したCさんでしたが、しばらくするとまた、同じスタッフがやってきて、「このマシンは」と説明しだす始末。まさかトレーニングの様子をずっと見てたんだなとウンザリしたCさんは、結局のところ、人見知りもあってだんだんとスポーツクラブに行くのがおっくうになり、何もしないまま退会してしまったのだとか。

初心者だから親切心で教えようとするスタッフの気持ちもわかるものの、難しいところです。たとえば洋服を買うときにやたらと接客してくるショップ店員さんもいますが、グイグイ来られてOKなタイプとそうでないタイプがいるので、相手をよく見てから空気を読んでくれるといですよね。

もしも思いがけずイヤな思いをさせられたときは、可能な場合は、なるべくその場所や相手から離れたいものですし、そんな相手とは恋が生まれるはずもなく。みなさんは良い出会いをつかめますように!

文・かわむらあみり

Information

よかったら、かわむらあみりのSNSもチェックしてくださいね♪
https://amirikawamura.com/


©Martin Barraud/Getty Images
©LordHenriVoton/Getty Images
©gilaxia/Getty Images