田代 わこ

【画像】美しくて怖くてクサい…! 謎すぎる植物たちの展覧会

1996.7.28
謎すぎる植物たちの展覧会、『植物 地球を支える仲間たち』を、写真で一挙にご紹介!

美しくて怖くてクサい…! 謎すぎる植物たちの展覧会の詳細を知りたい人は、こちらからチェックして。


植物たちにも五感がある!

巨大なクサい花が登場!

ショクダイオオコンニャクは「世界でもっとも醜い花」とも呼ばれています。その理由は、開花時に強烈な異臭を放つから。腐った肉のような、ゴミのようなニオイともいわれるこの香り、展示室を出たところの通路で嗅ぐことができます! 

本物ではなく化学成分を調合して再現されたものですが、夏場の腐った生ゴミのようなニオイがしました。

植物の起源は…?

怖い植物になった理由は…

最後にご紹介するのは、第5章「本当は怖い植物たち」。花や草木は癒しを与えてくれるイメージがありますが、凶暴な性質のものや、人間が死に至る毒をもった危険な植物もあります。

例えば、食虫植物。虫などを殺して食べるなんて残酷だと思いますが、植物たちにも事情があります。食虫植物は栄養分が不足している土地に自生しているため、生き残りをかけて自分たちに必要な栄養源として虫などを捕獲しています。

また、トリカブトのような植物の猛毒は、動物や虫に葉が食べられないようにするために必要な成分ですし、果実や種子にあるトゲは、動物にくっついて別の場所に種子を散布してもらうために必要なもの。毒もトゲも植物が次世代以降も生き残るために備わった大切な力なんですね。

植物が愛おしくなる…!

Information

会期    : ~9月20日(月・祝)  ※会期等は変更になる場合があります ※休館日:9月6日(月)
会場    :国立科学博物館(上野公園)
開館時間  : 9:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
観覧料   :一般・大学生¥1,900、小・中・高校生¥ 600 ※事前予約制

 ウェブサイト: https://plants.exhibit.jp/ 
※最新情報は、博物館のウェブサイトをご確認ください。