【“きのこの山”が丸ハダカ!】ワクワク♪ 好奇心を刺激される『デザインの解剖展』
『デザインの解剖展』プレスプレビューに参加!
【女子的アートナビ】vol. 42
先日、『デザインの解剖展:身近なものから世界を見る方法』のプレスプレビューに参加してきました。
まず、本展のディレクターで、グラフィックデザイナーの佐藤卓さんから、展覧会の趣旨などについてお話がありました。
「デザインの解剖」は、佐藤さんが2001年からスタートさせているプロジェクト。身近な製品を「デザインの視点」から解剖し、その仕組みや成り立ちなどを検証されています。
これまでに「ロッテ キシリトールガム」や「富士フイルム 写ルンです」など、さまざまな製品を解剖された佐藤さん。本展では、「株式会社 明治」の5つの製品に着目。「きのこの山」「明治ブルガリアヨーグルト」「明治ミルクチョコレート」「明治エッセルスーパーカップ」「明治おいしい牛乳」の解剖結果が展示紹介されています。
「きのこの山」の未知なる世界へ!
最初の展示室では、みんな大好きな「きのこの山」が徹底的に解剖されています!
外装のグラフィックや、商品や背景のイラストレーションなど、ひとつひとつ分解され解説がついています。
例えば、外箱の材質や、印刷で使用している色についても、詳しく知ることができます。
もし「きのこの山」を、えのきやしめじ、エリンギ、しいたけの形で作ったらどうなるか? ここでは「形状の検証」もされています。
「きのこの山」だけでなく、アイスもチョコレートも解剖され、知っているようで知らなかった身近な製品の世界をたっぷり楽しめます。
遊べる展示もいろいろあります!
文字情報が多い展覧会ですが、若手クリエイターの方々が作った楽しい作品も展示されています。
例えば、こちらは「明治おいしい牛乳」の展示コーナーにある体験型作品《ロゴタイプの拡張》。「おいしい牛乳」と同じ書体のパーツが50音揃い、自分で組み立てて好きな牛乳を作ることができます。
ショップにも「きのこの山」♪
たっぷり展示を楽しんだあとは、ショップスペースにも立ち寄りましょう。展覧会のオリジナルグッズから、デザインに関するマニアックな本まで、いろいろ揃っています。
デザインを通して世界を見る方法が身につけられる展覧会は、2017年1月22日まで。
Information
会期:~2017年1月22日(日) ※休館日は火曜日、年末年始(12月27日~1月3日)
時間:10:00 ~ 19:00 ※入場は30分前まで
会場:21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内)
料金:一般 1,100円/大学生 800円/高校生 500円/中学生以下無料