角 佑宇子

着ぶくれしない…! 冬アウター×ワイドパンツの「上手な組み合わせ」 | デキるOLマナー&コーデ術 ♯133

2018.11.17
体型カバーもできるし、動きやすくて楽なワイドパンツ。もちろん、この冬も手放せないボトムのひとつですが、いざアウターと組み合わせると野暮ったく見えてしまうことはありませんか? ロングのコートを合わせてもいまいち、ショート丈でもなんか太ってみえる。そこで今回は難しいワイドパンツと冬アウターの上手な組み合わせをご紹介します。

野暮ったさの原因は、ウエストの位置

ワイドパンツ11

【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 133

丈の長いロングコートと裾にボリュームがでるワイドパンツ。両方を合わせることが野暮ったさの原因ではありません。野暮ったく見えるのは足が短く、胴が長く見えている着こなしが原因かもしれません。

そこで注意しておきたいポイントがウエスト位置です。腰まわりで履くワイドパンツは、ウエスト位置が下がって見えて胴が長く見えてしまいます。なので、できるだけワイドパンツはハイウエストタイプを選ぶことをオススメします。最近では、ハイウエストでもヒップラインがキレイに見える神デニムもファストファッションで購入できるので、体型カバーができるアイテムを選びましょう。

ロングコート+ハイウエスト

ワイドパンツ21

先にもお伝えしたようにロングコートなら、ハイウエストのワイドパンツとの相性も良いです。トップスはできるだけボディラインにフィットしたタイトめのニットもしくは薄手のインナーを。そのほうがよりいっそう、ワイドパンツのシルエットが活かされます。

さらに7cm以上のポインテッドトゥパンプスを組み合わせることで脚長・美脚効果が期待できます。ワイドパンツも足首が見えるか見えないかくらいの丈が短めのもので、裾にダブル加工が施されているものがカッチリとしたオシャレ感を引き出せます。

ショート丈はライダース・ブルゾンが合わせやすい

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「ワイドパンツだからショート丈を合わせれば良い」と、思われがちですがショート丈のアウターでもボリュームのあるダウンコートや、厚みのあるウールジャケット、ボアコートを選んでしまうとメリハリがなく逆に太って見えてしまうので気をつけてください。

反対にワイドパンツと相性の良いショート丈のアウターなら、ライダースジャケットや細身のブルゾンがオススメです。冬アウターにしては少し肌寒いので温感インナーや、保温効果の高いニットを合わせて取り入れてくださいね。

インナーとボトムを同色にまとめるのもOK!

どのアウターとの組み合わせにも言えますが、コーディネイト全体にすっきり感とまとまりを出すなら、トップスとボトムを同系色のカラーでまとめる方法もオススメです。

例えばアウターはキャメルのコートに対して、インナーのニットとワイドパンツはネイビーで統一するなど。全身が同じ色になることで縦ラインが強調されて、着痩せ効果につながるのでぜひこちらも合わせて試してみてくださいね。