角 佑宇子

若作りするなよ…「アラサーはやめたほうがいい」NGファッション3選 | デキるOLマナー&コーデ術 ♯114

2018.8.31
ファッションはあなたを表現する大切なアイデンティティ。ですが、そのいっぽうでひとつのスタイルにこだわりを持ちすぎたり、年齢に応じた服装のアップデートを怠ると、時代の変化と共に取り残されてしまい「若作りしている」「服装が青春時代で止まっている」という評価を得てしまうことがあります。 今回は、25歳を過ぎたあたりから服装の見直しを考えたい! 大人の女性が着ると違和感を覚えられやすいファッションスタイルをご紹介します。

膝上丈スカート+甘めトップスの【港区系】

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【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 114

六本木・麻布十番など港区界隈にしか出没しないキラキラセレブ女子、港区系女子。いわゆる男性に好まれそうな清楚なスタイルをベースに、少し露出をしたやや派手なコンサバティブファッションが港区系女子の代表的スタイルです。

もちろん、アラサー世代の女性でも顔立ちに似合っていれば港区系ファッションでも問題はないのですが、できれば30歳を過ぎても違和感のないスタイルを作るために25、26歳頃からより上品なスタイルにアップデートしていくことをオススメしています。

例えば、甘めトップスは継続する代わりにミニ丈のスカートで膝を出すのは卒業するなど、露出するポイントを足からデコルテラインに変化させるだけでいつもより大人っぽい仕上がりになります。

ベースを生かしつつも着丈・素材・色や柄で大人っぽさを表現しましょう。

パステルカラーたっぷりな配色の【夢かわいい系】

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キャラクター好き、かわいいものが好き、パステルカラーにずっと身を包んでいたいという、いわゆる夢かわいい系。これは10代後半から20代前半の女性が中心に好きなファッションですよね。しかし、人によってはこのテイストを大人になっても崩したくないという方もいます。

港区系女子はベースがコンサバティブなので、少しのシフトチェンジで問題なくアラサー向けへとシフトできますが、大人になっても頭からつま先を夢かわいい系で揃えてしまうと違和感がぬぐいきれないので、シンプルベーシックにほんの少し好きなテイストを取り入れるようにシフトしていくのがベターです。

例えばパステルカラーのふんわりしたスカートを取り入れるならトップスはダークトーンで控えめに引き締めるなど。好きなアイテムを活かすための控えめアイテムを意識的に取り入れて大人の女性でも違和感のないコーディネイトへとシフトさせていくことをオススメします。

個性と強さが出すぎた【K-POP系】

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個性的でエッジの効いたデザインが特徴的な韓流ファッション。とくに好きなK-POPアーティストを参考にしたコーディネイト作りをする方も少なくないですよね。しかし、K-POPも派手過ぎたり、若すぎる印象を与えるものはアラサーだと違和感のもと。かわいいミニ丈のスカートや、ダボダボっとした大きめのトップス、韓国風のトレンドメイクにヘアアレンジで全身固めてしまうと、若作り感という印象になってしまいます。

韓流スタイルを参考にするなら、韓流ドラマに出てくる同世代の女性の服装を参考にしてみてください。控えめなメイクに、服装も基本はシンプルベーシック。モノトーンでシックに決めるつつ、アクセサリーはやや派手なものとうまく引き算されたコーディネートなので大人の女性にもオススメできますよ!

シンプル上品の鉄板を忘れないで

アラサーからのファッションは、控えめな引き算ファッションを駆使することです。なんでもコテコテに飾りすぎたり、チープな素材を使ったりすると安っぽさ、子どもっぽさが加わります。好きなファッションテイストも全身をそれで固めることなく、控えめさをプラスさせて。そうすることで大人の女性に似合うファッションコーディネイトに昇華していきます。