角 佑宇子

会話の中心は常に “私” ! 周りがドン引きする会話泥棒チェック|デキるOLマナー&コーデ術 ♯24

2017.4.4
気づいたら自分がいつも話の中心を作っている。 こういうときって、あたかも自分がグループの中心的存在に感じてしまうものですが、いっぽうで要注意なのが会話泥棒になっていないかということ……! どんな話題が飛び交っても自分の話にすぐ結びつける人、意外といるものです。そして、そういう人は、自分がみなの話題を奪っていることに実は気づいていません。今回は、そんな会話泥棒になっていないかのチェックと、会話泥棒にならないためのコツをご紹介いたします。

アナタは大丈夫? 心当たりがあれば会話泥棒かも!

【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 24

CHECK① 友人の話題を思い出せない
CKECK② 友人のうなづく姿ばかり見ている

自分が会話泥棒になっているかどうかは、当事者はわかりません。しかし、普段の友人や会社の同僚との会話などを少し思い返してみて下さい。そしてその思い返したときにこの二つのチェックポイントが当てはまるなら……もしかするとアナタは会話泥棒をしている可能性があります。

友達の話題が記憶にない、聞いてない場合は自分が話題を奪っているからかもしれません。そして友人が「うんうん」「へぇ~」などの相づちばかり打っている様子が思い出される場合は、アナタがずっと絶えず自分の話をしているからかも!

聴き上手な方は逆に友人が楽しそうに話している姿を会話のなかで思い出すはず。このように直近で楽しんだ交流の、周りと自分の様子を思い返して上記チェックポイントに当てはまる方は以下のことを注意して会話泥棒からの脱却を目指しましょう。

相手が出した話題に対して質問をする

「この間の休みに沖縄行ってきたの!」
「いいなぁ、沖縄のどの辺に行ったの?」

このように、相手が出してきた話題に対して深堀りをすることを意識してみましょう。話題が旅行なら、その旅行で何をしたのか、どんな旅を経験したのか、どんな出逢いが会ったのかなど、話題に関する質問はたくさん投げかけることができます。

会話泥棒さんは、ここで相手の話に興味を持たず同じテーマで自分の話を始めてしまうので、話し手は話したいことを奪われてストレスを感じるようになりますので、ぜひ相手の話を深く聞くための質問を投げかけてみましょう。

自分の話の後には必ず「〇〇さんは?」

とはいえ、何でもウンウンと聴くだけもNGです。
さじ加減としては7:3の割合で聞き手と喋り手を交互に繰り返すことで楽しい会話を生み出すことができます。……とはいえ、いちいち会話中にこの割合を意識するのは難しいですよね。

そこで、つい自分の話が長くなったなぁ~と会話中に思ったときは、必ず喋り終わったあとに相手の意見や話を聴くために「〇〇さんは?」と語尾につけ加えると良いです。すると同じテーマにおいて相手側が自分の話を始めてくれたり、感想を述べてくれるようになり自然と会話の中心が自分だけにならず、相手も話を楽しめるようになっていきます。

話したいことがたくさんある久々に出逢った友人に対しても、「最近は〇〇があってね~…ところで〇〇さんは最近、どう?」と聞くことで、喋り過ぎが抑制されるのでオススメですよ。

聴く楽しみを知れば誰でも聴き上手に!

人はみな、自分の話を聞いて欲しい欲があります。いっぽうで人の話を聴く楽しさというのもまた、良いもの。自分とは違った人間が何をどう考え行動し、どんな人生を歩んでいるのかは、人にじっくり話を聞かないと得られない素晴らしい体験です。

こういった別の視点で相手の話に興味を持って聴くことで自然と会話泥棒から聴き上手に変身していくかもしれませんね! ぜひ、気になった方は意識してみてくださいね。