角 佑宇子

成功? 玉砕? 経験者に聞く「女性からの逆プロポーズ」エピソード ♯114

2019.7.13
プロポーズは男性側からするもの……なんていう考えはもはや古い。巷では、女性からプロポーズで結婚した夫婦が意外にも多いそうです。とはいえ、逆プロポーズっていったいどのようにして伝えるのでしょうか。実際に行うとなると少々勇気がいるものです。そこで今回は逆プロポーズをしたという経験のある方に当時のエピソードをお聞きしました。

『私なら、あなたを幸せにしてあげられるよ』

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【リアルな夫婦生活】vol. 114

「大好きだった彼に自分からプロポーズをしました。もともと私のほうが先に彼を好きになって、ずっとアプローチをかけていたんです。脈ナシなそぶりを見せられた時期もあったのですが、私の気持ちに根負けしたのか、半年後にめでたく付き合うことに。

そこから3年間の付き合いを経てある日、自宅でまったりデート中に『〇〇くんのことを一番大好きなのは私しかいないもん。私ならあなたを幸せにしてあげられるよ! だから結婚しよ♡』と伝えました。彼は笑いながら『いいよ、結婚しようか』と言ってくれて逆プロポーズに成功しました。もちろん、今でも仲の良い夫婦ですよ」(まなみ≪仮名≫/ 34歳)

『 30歳になる前に絶対結婚したいから!』

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「2年半ほど付き合っていた彼氏は、なかなかプロポーズをしてくれる様子がありませんでした。同い年でちょうど当時は年齢も29歳、男性からすればこのくらいの年齢は仕事がどんどん楽しくなる時期。対して、女性は仕事も大事だけれど、結婚も意識する年齢ですよね。

長く付き合っていたし、お互いに言葉にはしなかったけれど結婚するものだと思っていたんです。だからこそ『私、将来子どもを産みたいし、30歳になるまでには結婚したい。その気がないなら別れることも考えている』と伝えました。でも、彼はしばらく沈黙し『ちょっと考えさせてほしい』と答えを先延ばしにしたんです。結局、結婚したいかわからなくなったと言われて見事、玉砕。その後、婚活で出会った人と結婚をしましたし、あんな男とは別れて正解だと思いました」(あやか≪仮名≫/ 33歳)

停滞した関係を動かす一手にもなる

女性からのプロポーズの是非については、それぞれの視点やたくさんの意見があるかと思います。しかし、ひとつ言えるのはプロポーズがキッカケとなって、停滞していた2人の関係は必ず動くようになるということ。今回お話をうかがった女性も、結果的にお別れにはなってしまいましたがそのおかげでより素晴らしいパートナーに出会うことができたようです。

マンネリが続いているカップル、結婚へと一歩を進めたい方は彼からのプロポーズを待つ以外の選択肢も視野に入れてみては? とはいえ、逆プロポーズはそのぶんリスクも高いので、十分な覚悟と決断を持って臨むことをオススメします。