角 佑宇子

【彼氏のキャバ通い】許す or 許さない、どちらが正しい選択?|リアルな夫婦生活 ♯20

2017.3.19
「男の付き合いで…」とキャバクラに出かける彼氏を渋々見送るが、実は全く気分の良いものではないと感じているアラサー女性、意外と多いものです。 しかし、なかには「別に浮気じゃないんだしキャバクラへ行くくらい良いのでは?」という意見もあれば、「行ったという事実だけで許せない!」といった両極端な女性の意見もしばしば聞こえます。さて今回は彼氏のキャバクラ通い、許すべきか、許されざるべきか。その是非について考えてみたいと思います。

キャバクラを “付き合いだ” という男の本音

【リアルな夫婦生活 】vol. 20

クラブ・ラウンジにはさまざまな男性がさまざまな目的でいらっしゃいます。文字通り、接待で来られる方もいれば、同僚との飲みの勢いやノリで来る方も。いずれも全て “男の付き合い” であることには間違いないでしょう。しかし、その本音はやはり「女の子と遊びたい」という心理が働いています。

浮気や不倫はできない。だけど恋愛のギリギリな駆け引きや刺激を楽しみたい。かわいい女の子に「〇〇さんって素敵!」って言われたい。キャバクラを付き合いだと言って堂々と通う男性の9割はこんな本音を隠しながら、彼女に「付き合いだから仕方ない」と納得させているのだろうなと、お客様を見て痛感します。

なかには上司がキャバクラ好きで、本当にイヤイヤ付き合っている男性もいらっしゃいますが……そういう男性の心理は彼女であるアナタなら手に取るようにわかるはず。

知らぬが仏で見過ごすのも愛情

どんな男性にも浮気をしたいと思う気持ちは本能的にあるでしょう。しかし、愛する恋人を悲しませたくないとか、バレたときの体裁を気にするとか、あらゆる理性が働いて結果的に実行しないだけなのです。

キャバクラはそういう男性の「浮気してみたいな」という気持ちを疑似体験させるような場所。多少手をつないだりのスキンシップは酔った勢いでありますが、それ以上のことはお店的にもできないシステムになっています。恋愛のおいしいところを、ギリギリで楽しんで満足する。

それで済むならば、本当に浮気をされるより安い物です。結局問いただしたところでキャバクラ通いを止められないならば、知らぬが仏と見過ごすのもひとつの愛情なのかもしれません。

ひとりで来店するようになったら注意!

ただし注意点があるとすれば、ひとりで来店している場合です。複数で遊ぶといって、実際にひとりで来店しているのは本命のキャバ嬢がいる可能性が限りなく高いです。彼らのほとんどは、お金を落とすほど好きな嬢がいる or 恋人がいなくて寂しい男性なのですから。

恋人・妻がいるのにひとりで来店する男性客は十中八九、落としたいキャバ嬢がいると見て良いでしょう。こうなると割と本気で入れこんでいる状態なので、管理が必要ですね。確認するときは明細を見せてもらったり、キャバクラで遊んだときのことを詳しく聞いてみることでひとりで来店しているか本当に複数名で来ているかわかるかと思います。

愛情ひとつであっさりキャバ通いから卒業も!

男性は自由を奪われると、そこから逃げ出したくなり、憩いの場を求めいっそうにキャバ通いをするでしょう。しかし、そんな男性があっさりキャバ通いを止める手立てがあります。

それがアナタ自身が彼にとって唯一のホステス嬢になること。会う度に彼を褒めて、励まし、癒される居場所を作ってあげることで、ホステスに求めていた癒しを必要としなくなり、あっさりキャバ通いを止めたパターンもあります。

最近、彼を褒めてあげてないな…と思ったらまずは、彼を優しく受け止めることから始めてみてはいかが?