あまりにも礼儀知らず…! 30代女性が憤りを感じた「ママ友のあり得ないひと言」

文・菜花明芽 — 2023.11.8
子どもがきっかけで親しくなるので、ママ友と良好な関係を築くのはそう簡単なことではありません。「この人とは合わない」と思っても、ただひたすら我慢するしかないケースも多々あるようです。今回は“30代女性が憤りを感じた「ママ友のあり得ないひと言」”をご紹介します。
ママ友 怒り 言葉

あなたのことなんて話題にもなっていないよ

「八方美人なママ友の話です。彼女は良く言えば『顔が広い』、悪く言えば『誰にでもいい顔をするタイプ』なので、どのママ友ともある程度親しくしています。

ある日、子どもを幼稚園に送る時に周りから冷たい視線を感じて…。彼女なら何か知っているかと思い『私に悪い噂でも立っていない…?』と聞いてみることに。するとママ友は『あなたのことなんて話題にもなっていないよ』と言い放ったのです。

あまりの発言に私は内心ムカっとしたものの、子どもの手前『そんな言い方しなくてもいいのに』と反撃するだけで精一杯。対等なお付き合いをするのは難しいので、このママ友から徐々にフェードアウトすることにしました」(清奈・仮名/31歳)

言い方次第で受け取る側の気持ちもだいぶ変わるはず。相手が傷つくような言い回しをする人は、なかなか言葉遣いを改めないのではないでしょうか。ですので、自分を守るためにもママ友と適度な距離を置くことも大事です。

既読スルーするなんて私のこと嫌いなの…? 悪いところがあったら直すから言って

「私にベッタリのママ友がいます。その日も『明日一緒に買い物に行かない?』と彼女からLINEが送られてきたものの、忙しくてすぐに返信できず…。

その時私は夕飯を作ったり、子どもをお風呂に入れたりしててんてこ舞いだったんです。やっとひと段落ついてスマホを見ると『どうしたの?』『返信まだ?』という言葉に続き『既読スルーするなんて私のこと嫌いなの…? 悪いところがあったら直すから言って』とまるで恋人に送るようなメッセージが…。

私も『忙しいから後で返信するね』とLINEを送っておけばよかったのですが、さすがにこの言葉は重くて…。こんなことが続くと自分の負担になりかねないので、このママ友とは距離を置くことにしました」(晴子・仮名/32歳)

どんなに仲が良くても、相手にしつこくされたら嫌気がさしますね。LINEが既読になっているのなら、内容は伝わっているので少し返信を待ってほしいところです。今回のような場合、スタンプひとつ送って様子を見てみてもいいでしょう。

細かいこと言わないで、少しくらいお金出してくれてもいいじゃない

「お金にうるさいママ友の話です。先日、彼女と一緒に食事をした際私がお会計をすべて支払いました。

端数なしの割り勘にして、後日その分のお金を受け取るという話になっていたのですが…。彼女が手渡してきた小さなポチ袋には『900円』と書いてあって…すかさず私が『一人1200円だよ』と間違いを指摘すると、ママ友はムッとした様子。さらに『細かいこと言わないで、少しくらいお金出してくれてもいいじゃない』と偉そうな物言いをして。

たとえ少額だとしても、お金のことで揉めるのは嫌なので、これ以上のお付き合いは無理だと判断。普段から彼女はお金を出し惜しみするところがあるので、これを機に一定の距離を保つことにしました」(ほのか・仮名/31歳)

人間関係がうまくいかなくなるので、金銭トラブルはなるべく避けたいですね。相手の目の前でポチ袋を開けて金額を確認するくらい用心深くてもいいでしょう。子どもへの悪影響を考えて、ママ友とのお付き合いを見直すのもひとつの手です。

以上、“30代女性が憤りを感じた「ママ友のあり得ないひと言」”でした。

子どものことがあるので、ママ友を冷たくあしらうわけにもいきませんよね。程よい距離感でお付き合いするには「親しき仲にも礼儀あり」というスタンスを守ることが大切です。あまり深入りせず、少し遠巻きにして見るくらいがちょうどいいでしょう。


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