ホテルの部屋に入ったら… 不倫夫に33歳妻が下した「ヤバすぎる制裁」【後編】
彼の苦しい言い訳に…
「私が会社に電話したことを知ったマサトは、激怒したんです。でも、私も引きませんでした。
そこで営業だと偽っていたことを指摘すると、“最近異動したんだ”と苦しい言い訳をしてきたんです。さらに、“浮気してるの?”と尋ねると、最初は“してねーよ”と否定したものの、問い詰めていくうちに何も言わなくなりました。
結局そこで話はうやむやになってしまったんですが、“もう懲りただろう”と思っていたんです。
ところが、マサトの行動はおさまりませんでした。さらにエスカレートしていき、挙句の果てには言い訳することなく、無断で宿泊や朝帰りを繰り返すようになったんです」
不倫相手から連絡が来て…
「同じ時期に、ひとつ気になることがきました。私のSNSにとある女性から友だち申請が届いたんです。よくあることだし、変な人からではなさそうだったので、気にせずに承認したんですね。
その後、その女性がマサトの不倫相手だと気づくのに時間はかかりませんでした。なぜなら、その女性からDMが届いたからです。そこには、“早く別れてください”と書かれていました。
さらに、彼女は“彼を解放してあげて”“自由にしてあげてください”と、まるで私が引き止めているかのような言い方をしてきたんです。マサトはこんなにも自分勝手なことをしているのに、それ以上にどんな自由を求めているのかと思い、呆れました…」
これ以上一緒にいてはいけないと…
「以降も、マサトはやりたい放題。まるで私が存在していないかのように、飲みに行ったり、不倫相手と旅行に出かけたりしていました。
次第に私は、“この人は感覚がおかしい。これ以上、一緒にいてはいけない”と思うように。彼と一緒にいても自分が不幸になっていくだけだと気づいたんです。
そこで友だちに相談したら、慰謝料をもらったほうがいいと言われました。しかし、これ以上この人たちと関わること自体が大きなマイナスだと思ったんです。
そのため、彼と離婚する方向で話を進め、私はいったん家を出て、実家に戻ることにしたんです」
スーツケースのなかに放り込んだモノ
「実家に帰る前日です。マサトがスーツケースを出していました。そこで、また不倫旅行に出かけるんだと思ったんです。
“このタイミングでも…”と思い、腹が立ち、何かやり返したくなりました。そこで、私はすぐさま近くの美容室に行き、肩くらいまであった髪の毛をバッサリと切ってもらったんです。そして、その髪の毛をもらって帰ってきました。
そして翌日、彼が出かける直前に、隙を見てスーツケースのなかにそれを放り込んだんです。ホテルの部屋に入ってスーツケースを開けたとき、彼はゾッとしたことでしょう。まぁ、彼からその話を聞くことはありませんでしたが…。
ただ、髪をバッサリ切ったことで、いい気分転換になりました。スッキリとまではいきませんが、彼と別れた後、意外とすんなり前を向くことができましたね」
“年下夫に裏切られた女性の告白”を紹介しました。
不倫をしたうえに、問い詰められても反省するどころか、やりたい放題の夫。おそらくこの先、彼が改心することはないでしょう。
だからこそ、慰謝料の問題などで長引かせるのではなく、早めに見切りをつけたことは考え方によっては得策だったのかもしれません。
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