「一線は超えてない」…!? 妻が呆れた不倫夫の【ありえない言い訳LINE】3つ

文・並木まき — 2021.5.20
不倫をしている夫のなかには、妻が呆れる言い訳を平然とLINEで連絡する男性も存在します。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、そんなLINEを3つご紹介します。

1:泊まったけれど一線は越えていない

「別れた夫の浮気を知ったのは、彼のバッグにホテルの利用明細書が入っていたのを見つけたからです。

その日、元夫はたまたま普段と違うバッグで出かけていて、家にあったバッグをお手入れしようと中身を出したら、そこにシティホテルの封筒が入っていたんです。明細書には、利用人数2名と書かれていました。

すぐさま、浮気だと気づいたので元夫にLINEで連絡を入れると、本人からは『泊まったけれど、一線は越えていない。相談を聞いていただけ』という返事が返ってきました。

いやいや、いい歳した大人が、夜通し一緒にいて何もないわけないですし、そもそも相談を聞くためだけにシティホテルに行くのはおかしいじゃないですか! 結局、そのときに泊まった女性と不倫関係にあることが分かり、それが理由で離婚しました」(35歳女性/IT)

2:相手には彼氏がいる

「夫はとにかく女好きで、これまでに何度も浮気が発覚しています。子どもがいるのでまだ離婚はしていませんが、もう少ししたら別れるつもりです。

そんな夫から届いた今までで一番呆れた浮気の言い訳は、『相手には彼氏がいる』です。そんなの、浮気を肯定する理由に全くならないのに『だから大した話じゃない』って言い張るんですよ。

そこまで開き直られると話が噛み合わなくなるので、浮気のことも誤魔化されて終わりました。今思い返しても腹の立つ言い訳ですね」(38歳女性/パート)

3:君も恩恵を受けている

「別れた夫は、2年近く特定の相手と不倫。その不倫が発覚したあとはドロ沼化してしまったのですが、私が元夫を責めた時に『彼女にはデート代を全て出してもらっていた。家計からデート代を出していないのだから、君も恩恵を受けているだろう』と開き直られました。

こっちからすれば『はぁ?』って感じの言い訳なのですが、本人は大真面目に浮気を肯定。『家のカネを使っていなければ、問題ないだろう』と言い張るんです。

浮気をしてはいけないという概念は、お金の問題だけではないですよね? それにも関わらず、ある意味で開き直るかのような言い方をされて、心底“ないわ”と思いました」(37歳女性/サービス)

浮気が妻にバレた男性のなかには、パニックになってとんでもない言い訳をする人もいます。また、自分が口にしているのが「屁理屈」だと分かりつつも、保身のためにおかしな言い訳をする男性もいるようですね。

©Moyo Studio/gettyimages