ほんのり苦い夜を…♡彼の疲れを癒す「晩酌・豚肉レシピ」
ゴーヤというと沖縄料理のイメージが強いかと思います。ゴーヤチャンプルなどは広く知られている料理ですよね。苦瓜とも言われ、その独特の苦みを好む人も多いです。
暑い地域で食べられている食材なだけに、暑いときに必要な栄養素をたっぷりと含んでいます。食欲がないときや、カラダがダルいときなどに食べると良いと言われています。豚肉も疲労回復に良いので、まさに夏バテ解消に相応しいメニューと言えます。
ゴーヤの豚肉のせ
・材料(2人分)
豚肉(こま切れ)……80g
ゴーヤ……1個
塩……小さじ1/4
カレー粉……小さじ2
オリーブオイル……大さじ2
醬油……小さじ1
作り方
撮影:大崎えりや
(1)豚肉を1~2cm幅に切る。塩とカレー粉をまぜてよく揉んで下味をつける。
(2)ゴーヤを1cm幅に輪切りにして、わたを取る。へた側の1/4は、わたを取って粗めのみじん切りにする。
(3)ざるに移して、水を入れたボウルに浸し、小さじ1杯ぐらいの塩を入れてよく揉んで苦味を取る。水気をよく切る。
(4)フライパンにオリーブオイルをひき、みじん切りにしたゴーヤを入れて炒める。火が通ったら肉を入れ、醬油を入れて炒める。終わったら皿に移す。
(5)もう1度フライパンにオリーブオイルを大さじ2入れ、輪切りにしたゴーヤを入れて、蓋をして蒸し焼きにする。
(6)皿に(5)を並べ、その上に(4)をのせる。
ゴーヤはそのままの状態だとあまりに苦みが強いので、しっかりわたを取ってから、苦みを取る下処理をおこなってください。
カレー風味にすることで食欲もアップ。ゴーヤの苦みがほんのり利いていて、クセになる。ビールでキュッと流し込めば、すぐにでも疲れが吹き飛んでしまいそうです。夏の終わりに食べたいメニューと言えるでしょう。
彼と一緒にお酒でも飲んで、過ぎゆく夏を憂いながらお召し上がりください。
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オガワ チエコ
料理研究家。ル・コルドン・ブルー、東京會舘クッキングスクールで料理と製菓を学ぶ。雑誌やテレビ、ラジオ、書籍等のレシピ作りや調理、スタイリング、料理コラム等で活躍中。著書に『彼の家に作りに行きたい!純愛ごはん』(セブン&アイ出版)、『おにぎらずの本』(泰文堂)、『スティックオープンサンドの本』(講談社)。