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松山ケンイチが一人二役に挑戦 舞台は「修行みたいな場」

2017.9.9
劇団☆新感線の舞台『髑髏城の七人』で一人二役に挑む松山ケンイチさんが、舞台への思いを明かしました。
松山ケンイチ (1024×820)

今年3月にオープンした回転型劇場・IHIステージアラウンド東京。観客席が回る斬新な舞台機構とともに話題なのが、キャスト・脚本・演出を変えながら上演される劇団☆新感線『髑髏城の七人』のロングラン公演だ。第3弾となる今回、小栗旬さんや阿部サダヲさんが演じてきた捨之介に松山ケンイチさんが扮する。

「再演とかリメイクって、僕のなかには前作をどうしたって超えられないイメージがあって、普段は腰が引けてしまうんです。でも今回は新感線の舞台にもう一度立たせてもらえる嬉しさの方が強くて、後のことはその時に考えればいいや、と」

松山さんを捉えるのは、新感線の舞台の持つポジティブなエネルギー。

「僕自身は冷めたところがある人間なんですが、新感線を観ると気分が持ち上げられて、頑張るぞって思える。自分もそっち側になりたいって気持ちにさせられるんです。そのぶん、演じる側にも魂が口から出るくらいのパワーが必要なんですが」

『髑髏城の七人』は、天下を手中にしようと暗躍する髑髏党の野望を阻止すべく立ち上がる七人の男女を中心に描く新感線的時代劇。松山さんは、素朴な捨之介役と同時に、冷徹な髑髏党の党首・天魔王という真逆の役の、一人二役に挑む。

「自分のなかでそれぞれ役のイメージはできてきているんですが、早替えと同時に、捨之介から天魔王に表現も脳味噌も一瞬にして切り替えないといけないのが難しいです」

‘14年の新感線の『蒼の乱』を含め、舞台出演は3作目だが、「一度出てしまったら逃げ場がない」だけに「修行みたいな場」だと語る。

「僕は普段カメラに向かって演技していますが、舞台では、お客さんの目ひとつひとつがカメラ代わりなんですよね。こっちに目を向けてもらいたいと思ったら、自分の演技で引き付けるしかない。それだけ技術を必要とする場だと思っています。表情や目線で演技しても、客席からはほとんど見えませんけれど、だからといって細かな芝居をおろそかにすれば空気や佇まいに出てしまうと思うんです。とはいえ、立ち回りのように、映像に比べて大きさを意識しないと伝わらない部分もある。そのさじ加減をどうするかが、いま課されている課題なのかな、と」

松山さんは自身を「冷めている」と評するけれど、語る言葉の端々から受けるのは芝居への静かな熱。

「仕事において、自分も充実しているという実感を得ることって、すごく大事だと思っているんです。そのためにも真剣にやらないと」

まつやま・けんいち 1985年生まれ、青森県出身。近作にドラマ『A LIFE~愛しき人~』、
映画『聖の青春』。公開中の映画『関ヶ原』のほか9月23日公開の『ユリゴコロ』にも出演。

城の絵図面を持っていることから髑髏党に追われていた沙霧(岸井ゆきの)は、通りがかりの浪人・捨之介(松山)に助けられる。傷の手当てのため色街・無界の里を訪れるが…。9月15日(金)~11月3日(金) 豊洲・IHIステージアラウンド東京 作/中島かずき 演出/いのうえひでのり 出演/松山ケンイチ、向井理、田中麗奈、橋本じゅん、山内圭哉、岸井ゆきの、生瀬勝久ほか S 席1万3000円 サイド席1万2500円(共に税込み) ステージアラウンド 専用ダイヤル TEL:0570・084・617(10:00~20:00) www.tbs.co.jp/stagearound/kazedokuro

※『anan』2017年9月13日号より。写真・網中健太 スタイリスト・五十嵐堂寿 ヘア&メイク・勇見勝彦(THYMON Inc.) インタビュー、文・望月リサ

(by anan編集部)

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